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2018年 10月 23日 難問について
10月も下旬にさしかかり、秋刀魚の美味しい季節になりましたね。自分も二十歳になって、ようやく秋刀魚の美味しさが分かるようになってきました。
入試まで残すところ、5カ月を切っていて、受験生は過去問演習をたくさんやっていると思います。
今日は大学入試において合否を分ける数学の難問について、私見を話したいと思います。
まず、難問には二つの種類があります。
①発想が突飛で、思いつくのが難しい問題
②典型問題を少しひねって、答えを導く問題
この二つしかないです。
①の問題は色々な二つの対処法があります。
一つ目が、無視すること。
限られた時間しかない受験生において、有意義に時間を使う事は必須です。
二つ目が、過程をしっかり理解したうえで、その問題を眺めること。
大吉先生は難問を美術品として鑑賞すると言っていました。
②の問題は、非常に奥深いです。
難関大、特に東大や京大の問題は、難問をチャートや4STEPに載っている典型問題に分解する事ができます。このことを典型問題に帰着すると言い、これが数学の醍醐味であり、過去問演習の時に最も復習すべきところです。(過去問演習講座の復習動画見てみてね。)
難問のときはこの二つの見極めを徹底的に意識しましょう。
それだけで本当に伸びが変わってきます。
少しずれますが、過去問を解く際、本当にただ難しいだけで、解いても意味のない、時間を浪費する問題を出す大学もあるので、注意してくださいね。