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2021年 1月 19日 「努力」は生涯の財産です
こんにちは、担任助手1年の片倉 悠希です!
まずは受験学年の皆さん、
共通テスト本当にお疲れ様でした!!!
皆さん本当にここまでよく頑張ってきたと思います!先月のブログにも書きましたが、ここまできたらあとはやるだけです!最後まで自分を信じて勉強し続けてくださいね!!!
余談ですが、僕がメッセージカードに記した「All is well」という言葉は
「きっとうまくいく」という意味です。
これは、ある海外映画の中で主人公がことあるごとに繰り返し言っていた言葉らしいです。
僕が好きな野球選手が、不調に苦しんだときに同じように自分に言い聞かせていた言葉らしくて、僕自身も部活や勉強でしんどくなったときは真似して呟いていました笑
でもこの言葉を言い聞かせることは、不思議なことに本当に効果がありましたね。なぜかはわからないですが、、、
みなさんも不安やプレッシャーで押しつぶされそうになったときは重く考えず、この言葉を自分に言い聞かせてリラックスしてみてください!きっといいパフォーマンスが出せると思います!!!
余談を長々と語ってしまいました笑 ここからが今日の本題です!
先月のブログで僕は「ぶっちぎりに努力しよう!」ということを皆さんに伝えました。
でも正直、「努力」って継続することは難しいですよね。特に受験や部活に関しては、勉強や練習を続けたって自分の望むような結果になるかもわからないですし、、、
「努力は必ず報われる」という言葉もありますが、この言葉に関して是非があるのも納得できるかなと思います。
この言葉の評価について僕自身が一番感銘を受けたのは、イチロー選手が「努力は報われますか?」という問いに対して発した返答です。以下で全文をあげておきます。
「報われるとは限らないですね。
もっと言えば、努力と感じている状態ではまずいでしょうね。
その先に行けば、きっと人には努力に見える、
でも本人にとってはそうでないという状態が作れる。
そうすれば勝手に報われることがあるんです。」
重い言葉ですね笑
でもこれが、僕が高校生活を通して感じたことに近いような気がしてます。
(以下、自分語りみたいになっちゃいますが、暇な人はみてやってください笑 勉強の話だとうざいと思うので部活の話にします。)
高校3年生の春の都大会2回戦、完全に僕ひとりのせいで負けました。
失点につながるミスを2つしたうえ、チャンスではすべて凡退。
あれほど悔しい思いをしたことはなかったです。
家に帰って一人になってから、死ぬほど泣きました笑
後にも先にも、あそこまで悔しくて泣くということはないと思うぐらい泣きましたし、もう野球なんて辞めてやろうと思った瞬間もありました。
でも、そのときの自分を讃えたいのは、「すぐに前を向けたこと」です。
その日の野球ノート(日記みたいなやつ)に「夏の大会までほかの誰よりも練習して、必ずチームを勝たせるプレイをしてみせる!」って書いたのを今でも覚えています。(このブログ、高校の部活の友達とかも見ているので恥ずかしいですけど笑)
そこからは死に物狂いで練習しました。勉強と休息以外の空いている時間は全て野球に捧げたと思います。
当然最初の方は結果はついてきませんでした。ゴールデンウィークとかは本当に打てなくて、絶望のどん底にいた記憶があります。
それでも全ては夏の大会でいい思いをして引退するため、ひたすら練習し続けました。イチロー選手じゃないですけど、あの時の自分には「おれ、努力してるな」なんて感覚は微塵もなかったです。
うまくいかないときは「練習が足りていないだけ。もっと練習して、絶対に夏はいい思いをする!」と思い込んで、とにかく前だけ向き続けました。正直なところ、チーム内だと他の誰よりも練習したという自信はあります笑
そして夏の大会、本当に自分でも全く考えていない形で「努力が報われた瞬間」を感じることができました。チームを勝たせるプレイができたのかはわかりませんが、自分にとっては一生忘れられない思い出の瞬間を刻むことができたと思います。(まあ、夏の大会自体が本当に楽しかったので、試合中の全ての一瞬一瞬が僕のかけがえのない思い出ではありますが。)
チームとしては、目標だった神宮球場と甲子園には届きませんでしたが、最後の試合も全国トップレベルのチームと最高の勝負ができたので、上記の瞬間以外も、夏の大会は本当にいい思い出になりました。
野球に関してはチームスポーツなので、個人の頑張りが全てではないですが、いま高校野球を引退した身となってと振り返ると、「努力が報われたんだな」って思います。
といった具合で長々と自分語りをしてしまったわけなんですが、結局何が伝えたいかというと
「今の努力は報われないかもしれないけど、
自分にとってはかけがえのない財産になる」ということです。
(僕の高校野球生活の場合は、たまたま「結果」という目に見える形としての財産も得られたというだけです。そこに至る過程の一瞬一瞬も、それに負けないぐらいの財産です。本当に!!!)
いまひたすらペンを動かしている一瞬一瞬が、後々になって振り返ったときに、たとえどういう結果になったとしても自分の一生涯の財産となっていることでしょう。
ここからの1ヶ月、しんどい時期だと思います。「この努力が報われるのか」と不安になることもあるでしょう。
しかし厳しいことを言えば、そんなことに感傷的になっている時間がもったいないし、ここまでの勉強量が「努力」と呼ぶにふさわしいかどうかを判断するのは受験が終わった後の自分です!!
いまは目の前の一問一問に全力でぶつかり、ただひたすらにペンを動かす。そうすればきっと3月には、ここまでの勉強の軌跡が自分にとってかけがえのないものになっていることでしょう!
先月も言いましたが、
試練は乗り越えるためにあります。
「試練や挫折を経験し、そこから這い上がる」という経験をしていない人間は、いざというときに弱いです。
でも皆さんは受験勉強というものを通じて絶対に一度はそういうものを経験してきていると思いますし、それこそが受験勉強をすることの意味だと、個人的には思っています。
なので皆さんは強いです!!!そこは僕が保証します!
残りの受験生活も本当にあとわずかとなりました。
ゲームセットの最後の一瞬まで、とにかく前だけを向いて突き進んでください!応援しています!!!