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2020年 8月 17日 「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
かの有名な、野村克也監督の言葉から始めましたが、今日は過去問について書き連ねようと思います。
8月中に過去問10年分終わらせられますか?
こう聞くと、この期に及んで基礎が固まっていないから過去問始めていないという生徒がいますが、、
基礎が固まっていないという人はいつになったら固まるのですか?
基礎が固まっていたら良い点数は取れるのですか?
そんなわけないですよね。もしそうだという人がいるなら、試験当日まで一生基礎固めをしていてください。
一部の天才を除いて、基礎さえ固めてしまえば点数が取れる人というのはいません。
ただ、ある程度言いたいことはわかります。
どうせ何もわからないのに解く意味が、、という人もいるでしょう。
しかし、それでも過去問は解いた方がいいです。
例えば料理でいうなら、作りたいメニューがある時、事前に調理する手順を覚えることも大切ですが、何回も作って体で覚えた方が美味しいものができると思いませんか?
完成するものの質を高めることを目的とした場合、手順について綿密に考察するよりも 実際に手を動かし、完成したものを振り返り、あれこれ施策を練る方がよっぽど効率的だと思いませんか?
手順を覚える=基礎固めの時期はもう終わってます。
今は過去問を通して演習量をぐっと底上げする時期です。
過去問が10年分終わらなさそうな人、焦ってください。
まだ手をつけてすらいない人、いますぐ始めてください。
ちなみに、ちゃんと復習をすれば基礎が不十分でも演習を積めば伸びます。
復習するときに一緒に基礎を固めれば良いのです。
実際、私は高3から勉強を始め、7月には全く基礎が固まっていない状態で過去問を解いていましたが、やって良かったと思いました。
最後に、今一番伝えたいこと。
おそらく、受験が終わったあと全ての人は何かしら後悔します。受験とはそういうものです。
もし落ちてしまった時に、朝登校全然していなかったり、過去問をしっかり解いていなかったり、、といった明らかな敗因があったら死ぬほど後悔しますよ。
だから今から、100%以上の努力をしてください。