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2023年 3月 2日 「受かる受験生」
こんにちは!東進ハイスクール吉祥寺校の樋口です。
最近は急に花粉が飛んでいることを感じるようになりました。
2月くらいまでは周りの人で花粉に苦しんでいる人がいてもあまり共感はできていませんでしたが、3月になって自分自身も急に花粉症の症状が出始めて、周りの花粉症のひとたちに共感できるようになりました。
公園の近くを通るともう目に見える勢いで花粉が飛んでいますね。
いったん今日の雨で花粉が落ち着くことを願ってます。
今回は、受かる受験生の特徴について書きます。
受からない受験生に繋がってしまう例なども書きたいと思います。
受かる受験生の特徴
①人からのアドバイスを受け入れる
②自分の頭で考えて行動する
③努力を継続できる
この3つについて、少し詳しくかきます。
①「人からのアドバイスを受け入れる」
人から勉強のアドバイスを受けた場合に、よくあることが次のパターンです。
太郎くん「なるほど!そうすればいいのか!」
→次の日 何もしない
次郎くん「なにそれ?自分は関係ないし。自分は違う方法でやる」
と、アドバイスをつっぱねるパターン
しかも、一度ではなく毎回つっぱねる人もたくさんいますよね
このように、アドバイスをきいてもどちらにせよなにも生かせないパターンの方たち。
いままで本当にたくさんの生徒たちを見てきましたが、受かる生徒はアドバイスを受けいれ、実行までしていく人たちでした。
アドバイスを受け入れるときは、そのまま受け入れられなければいったん自分の中で考えてみることも大事です。そのうえで、考えてみたことをもとにまたアドバイスを聞いてみてください。
違うと思えば実行しなくても大丈夫です。
ただし、アドバイスに対して反対することを自分の意見を持つことだと勘違いしている人もいます。
少なくとも、スタッフたちは受験生をあなたのほかにも見ていて、たくさんの事例を知っている人たちです。普段受け入れていない人がいたら、一度だけでも受け入れてみましょう。
また、アドバイスを聞いて、受け入れても実行できない人もいますね。本当にもったいないです。当たり前ですが実行できなければなにも変わりません。
アドバイスを聞いて、それを日常の勉強に生かす、日常に溶け込ませられているひとたちが受かている印象が強いです。
ぜひ、今日のブログも明日から取り入れてみてください。
②「自分の頭で考えて行動する」
人生を生き抜くことと、受験勉強をするうえでどんなことよりもこれが大切です。
みなさんは勉強をするときに頭を使って勉強をしていますか?
「頭を使う」ということについて、2つのポイントを書きたいと思います。
・どの時期までに何を終わらせるか
たとえば、最難関国公立の文系学部に行きたい花子ちゃんがいたとします。
花子ちゃんは高校3年生では6月からは共通テスト過去問、それまでは社会科目を未習範囲をなくす勉強をする予定です。
だとすれば、花子ちゃんは高2の終わりまでには数学と英語と国語が固まらないといけないですね。
では、固まるとはなんでしょうか。高2までに英国数を固めないといけない理由が高3で過去問対策に入るまで英国数にあまり触れられないからですね。だとすれば、高2のうちに持っていかないといけないレベルの、英国数を「固める」とは、過去問に挑めるレベルまで花子さんの実力を持っていくということです。
では英語を例にします。過去問に挑めるレベルがどのくらいなのかといえば、共通テストで9割とることだと花子さんが設定したとします。だとすれば、英単語は高2までにあとマスター1800で覚えてないものがないかチェックをして、上級単語は2周して、英熟語は1周、英文法はマスターで覚えてないものを確認しよう、そしてその間に長文は受講の復習をしよう…といったように。
このように、自分のやるべきことをどの時期までにどのくらいやるかを考えられるかどうかが
大事になります。
・自分の成績を伸ばすために必要なことを適切に見極める
英語を例に出します。たとえば、模試で英語の成績が悪かったとします。
「あー英語の成績悪かったなあ。英単語やるか。」
これは悪い例です。自分の英語の成績が悪かった原因がわかり切っていません。
まずは直しをしてみましょう。英語が全く読めなかったなという方におすすめな直しの方法の1つは、いったん文の構造を分解してみることです。主語がどこなのか、動詞がどこなのか、関係詞がどこなのか…分解してみたら英語の解説をみて、和訳を見てみてください。自分の文章の理解がどのくらい合っているかがわかると思います。もし、どうしても英語の文構造がわからないなと思ったら、模試の解説授業をみてみるか、気軽に受付の担任助手たちに質問してみてください。
そして文構造を分解、和訳と照らし合わせをして、そもそもどのような文の構造をしているかがわからなかったらあなたは文法の復習が必要になります。熟語でひっかかっていたら熟語、そもそも単語がわかっていなかったら英単語が弱点です。
文法が弱点だとしたら、なにを用いて復習するか、いつまでに復習するかを考えましょう。
これが復習方法の一部です。このほかにも選択肢にたいしてなぜ正解なのか、間違いなのかを取捨選択できるようになるためになる必要があります。このように、自分の成績が取れていないのは何が原因なのかを徹底的に考え抜きましょう。
「頭を使って勉強する」ということについて2点説明しました。このほかにも自分の志望校に受かるために考えないといけないことはありますが、まずはこの2点については最低限考えるようにしましょう。
受かる生徒の特徴3つ目は
③努力を継続できる
ひとたちです。
もっといえば、早い時期からきちんと受験勉強に対して動き始め、努力を継続できるひとたちです。
この継続というのはずっと勉強に向かい続けるということも含まれますが、そのほかに「やると決めたことを継続できるかどうか」ということがあります。
たとえば、勉強のアドバイスを受けて毎日英単語の復習をやることになったとします。
よくあるのが、やってみよう!!と思っても3日で終わらせちゃうこと。
ほかにも、毎日この時間に塾に来よう!と決めて、1日目はちゃんとその時間までに来る。次の日、10分遅刻する。その次の日、30分遅刻する。そしてその次の日に来なくなる。
こういったこと、ありますよね。こういう風なことを繰り返していれば、せっかく成績をあげるために走り出したのに、結局なにも身につかなくなってしまいます。
成績をあげるために走り出したのなら、きちんと成績を上げるまで走り切りましょう。
まず、最初1週間やってみる。そこから日常生活に溶け込ませながら、習慣化しましょう。
以上、受かる受験生の特徴でした。
ではみなさん、特徴①を覚えているでしょうか。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
受験も人生も心の底からみなさんを応援しています!!
全力で頑張ってください!!