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2020年 5月 3日 今さら聞けない!?AIの話
こんにちは、担任助手3年の木村颯太です。
前回のブログで最後といったのですが、もう一回ありましたね。恥ずかしいです。
僕の最後のメッセージは前回ので締めくくったつもりなので、こちらをご覧ください。
今日はAIについて、話したいと思います。
最近は日常で聞くことの増えてきたAIというワード。
何となくは理解していても、詳しく答えられないし、「AIってなに?」と今さら聞くのも気が引けるという人もいると思います。
私の方からは、現在のAIの実態についてと、今の人間に必要なことなどをお伝えできればと思います。
どんな方にもわかりやすく伝えることを重視いたしますので、専門的な知識があり、突っ込みたくなるような方はそっと閉じるか、上のリンクに飛んでください。
ではいきましょう。
【そもそもAIって何?】
定義:Artificial Intelligence (人工的な 知能)
ここから、AIは人工知能って言われています。
つまり、広い意味で考えると、コンピュータが知的な作業をしていたら、それはもうAIなんです。
今では当たり前のように使っており、100円ショップにも売っている「電卓」なんかもかつてはAIと呼ばれていました。
現在ではSiriやFace ID、自動運転、将棋ゲーム、ビジネスでは顧客の売買行動の予測などにもAIは活用されています。
ここからAIの中身について説明しようとすると、ディープラーニングについて話さなければならず、そのディープラーニングについて説明するためにはニューロンについて説明する必要があって・・・・・と果てしないので、もう結論に近づいていきたいと思います。
【AIの実態】
AIの発達には、脳科学の研究の進歩が鍵となっています。
現在では、「この知的処理が脳のどの部分で起きているか」などはわかっていても、「その部分で具体的にどのような仕組みで行われているか」までは解明できておらず、AIへの搭載までは至っていません。
今のAIは「知的な作業に等しい結果を出せる仕組みを作る」ということになっています。
つまり、作業の方針を人間に設計してもらい、それを実行している段階であり、まだ人間の力に大きく頼っている状態です。
それらを踏まえた上で、実際に今のAIができることを挙げてみると、
①正解を人間が用意した上での学習。
②正解を与えられない中で、傾向や特徴を捉える。
具体的にはどういうことかというと、
①障害物にぶつかってはいけないという正解を人間が用意した上で、自動ブレーキをする。
②「この商品を購入した人の多くは一緒にこの商品も購入している」といった傾向を出す。
などです。
しかし、もうわかると思いますが、今のAIには課題やその正解を自分で用意する力がないため、②から①に自分でつなげることができないというのが実情です。
そんな中、とある会社I〇Mでは人間の脳の構築を目指すプロジェクトが進んでいます。
このままAIは退化せず成長し続けるため、いつかは人間を超える可能性が2061年には50%、2116年には75%にもなると言われています。
【私たち人間に求められること】
以上を踏まえた上で、今の人間に必要な能力は、
・解決すべき問題を正しく見つける能力
・何が正解かを定める能力
そして今回詳しく記載しませんでしたが、
・正解を定めるうえで検討すべき要素を絞ること
が必要ではないかと私は思います。
ここでは本当に表面的なことを書いただけなので、詳しく、正しい知識をつけたい方は文献を参考にすると良いと思います。
また、東進ハイスクール吉祥寺校では
現在毎週土曜日14:45~
「トップリーダーと学ぶワークショップ」
をGoogle classroomを利用して行っています。
私が今回のブログで書いたようなことをディスカッションしたりしています。
この私を東京学芸大学へと導いてくださった恩師、西田浩司先生がやってくださるので、未来に必要な「課題解決能力」を養う良いきっかけとなること間違いなしです!ぜひ参加してみてください。少しでも気になった人はこちらをポチれ!
担任助手3年 木村颯太
参考文献
(1)日本経済新聞,”ついに人工知能が銀行員に「内定」IBMワトソン君”,2015.
https://nikkei.com/article/DGXMZO84596040Z10C15A3X11000/