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2024年 3月 26日 危機感
神谷ですこんにちは。ようやく23年度の受験生の戦いもすべて終わりましたね。今年の吉祥寺校の受験生は本当によく頑張っていたと思います。コンテンツの取り組みや登校頻度を見ていて感心していましたし、実際良い結果を掴み取って来た生徒も多かったように思います。惜しくも望んでいた結果は得られなかった生徒も勿論いますが、大学受験という壁に対して全力で最後まで向き合ったその過程は必ず学びと強さをもたらしていると思います。費やした時間と努力を誇って、新生活・或いはリベンジに臨んで欲しいと思います。本当にお疲れ様でした。
さて、遂に代も完全に切り替わったということでここからは新受験生に向けてお話をしたいと思います。受験生の皆さん、受験本番まで1年を切っていますがどれだけ本気で向き合えてますでしょうか。
私は今年で担任助手も3年目になりますが、今年の新受験生は今までの受験生と比較してもかなり厳しい現状にあるのではないかと思います。成績の推移自体もそうですが登校頻度・受講頻度・勉強時間を見ていてもこれではなかなか伸びないだろうと思わざるを得ない生徒が多いように思います。担任・担任助手の方でも学習のマネジメントや勉強計画の設定、勉強しやすい環境の整備などには全力で取り組んでいますが、本人の学習意欲がついてこない分には何ともし難い部分が大いにあります。学習意欲や習慣がついてこない理由をいくつか考えてみましたが、「他責思考」という点に一つの原因を帰属させることができるのではないかと思いました。
登校ができなかったり受講が長期間出来なかったりした生徒にその理由を聞くと、「親がこう言うから」「学校でこう言われたから」「部活が忙しいから」という回答が返ってくることが多々あります。勿論それぞれの事情はあるでしょうから全員に言えることではありませんが、さらに深堀りして質問していくと周りの人や環境を隠れ蓑に自分の意志の弱さを隠しているように思えてしまう場合が多いです。
過去にも色々な場面で言っていますが、受験は何も義務ではないし、受験せずに就職の道を選ぶこともできます。その中であえて大学受験の道を選択して今東進に通わせてもらっているのに、その道を選択した当の本人が誰よりも合格する意志を見せなくてどうするのでしょうか。私も偉そうに人生を語れるような年齢でも立場でもありませんが、受験生活においては大抵のことは自分の責任だと思っていました。親がこう言うから、先生がこう言うから、ではなくてそれを踏まえて自分でどう行動するか、自分の責任で判断して行動して欲しいと思います。部活が忙しいから勉強しないのも、部活のせいで勉強ができないのではなくて時間を絞り出して踏ん張れない自分の責任です。今年合格した生徒を見ていても、部長を務めて週に6日、放課後1日3時間練習があっても体力を振り絞って校舎に来たり、部活で全国目指しながらも合間合間で毎日受講していたり、これは受からせないとこちらも申し訳ないと思うくらいの生徒が沢山いました。本気で受かりたいと思うなら、まず自分の天井を上げてみて下さい。
できない理由は探せばいくらでもありますが、その理由を一度よく咀嚼して、本当に勉強ができない理由になり得るのか考えてみて下さい。少しでも自分次第の要素がありそうだったらそれはやらない理由にはならないのではないでしょうか。もしこのブログを読んでくれた東進生がいたら、最低でもできなかった理由を自分の中で考えることはしてみて下さい。意志が弱いなら本気で目指す理由を一緒に探しましょう。強い意志があるなら行動に反映させて下さい。応援しています。