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2023年 5月 31日 問題集を1章目から始めたことを後悔しました

 

こんにちは!

もう新年度が始まって2ヶ月が経ちました。もう6月です。

高1・高2の皆さんは自分で問題集や参考書を勧めたり、高3は共通テスト演習をバリバリ進めていることでしょう。

今回は、どの学年にも共通して意識してほしい【優先順位をつけて効率の良い学習をする】をテーマにお話しします。

 

あなたは数学が苦手です。

問題集を買って、解くことにしました。

目次を見ると全部で50章ありました。

新しい問題集です。やる気に満ち溢れたあなたは意気揚々と1章目から手を付け始めました。

順調に進めていたあなたは、しかし数日後、自分の最も苦手な単元に突入します。

今までの倍の時間がかかるし、復習も重い。

問題集を始めた当初のやる気や勢いはもうなかったのでしょう。

その問題集は途中から進まなくなってしまいました。

苦手な単元は苦手なまま。

 

上記は高1で数学の問題集を自分だけでやろうとした当時の私です。

このころの私は「完璧主義」でした。

問題集は一から十までやりこまないと意味がない、そう思っていました。

 

もし同じことを思っている人がいれば今すぐやめましょう

その考えは受験向きではないからです。

 

いま自分が一番必要としているのは何か?

それはもちろん「苦手をつぶすこと」です。

ちなみに知っていて欲しいのは、受験本番になったとしても苦手な単元や暗記しきれなかった知識は存在します

(第一志望校受験当日、生物や化学の暗記が間に合わず「ああ落ちた」と思いました。でもそれは「自分の中の”全部覚えた!”のハードルが高すぎただけ」であって、今思えば受験に必要なレベルの知識は持っていました。)

それを前提に、「全部覚えよう!」ではなく「少しでも多く知らないことをなくそう!」という姿勢で勉強してください

つまり、「数学の問題全単元を完璧にしよう!」ではなく、「数学の問題、今できないところを少しでも出来るようにしよう!」というスタンスでいてください。

 

このとき重要になるのが「優先順位」です。

問題集は1章目から始めないでください。必ず「一番嫌い!時間がかかる!やりたくない!」という単元から始めてください。

その単元を乗り越えると、そのほかの単元がかわいく見えてきます。

それに、問題集だって得意な単元はやらなくていいんです。

特に高3。時間がないのですから、苦手なところだけやって点数をもぎ取りましょう。

 

それではみなさん、自分の納得のいく受験勉強をお送りください!