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2021年 7月 19日 図形問題の(1)が解けないということは

こんにちは~中村です。今日は以前に告知した通り、「勉強法」について紹介します。

その中でも、皆さんが手こずっている「復習の仕方」を伝授したいと思います。

 

セミが鳴き始めて、梅雨明けを感じますね。

受験生時代、よく自宅の窓を全開にして外の空気を感じながら勉強したことを思い出します。

ちなみに自宅だったのはコロナだからですね。

そんな受験生の中村も去年、皆さんと同じように勉強にいそしんでおりました。

特にこの時期は、イヤイヤ期(前回を参照)から覚めて1日14時間勉強をしていました。

共通テスト演習をばりばり進めていたのですが、その中でもてこずったのが「復習」。

先生方に何度も「復習分からん」と泣き言を言っていた記憶があります。

しかし時間は過ぎていくもの。「受験生とは暗闇の中を何とかほふく前進していくもの」なのです。

復習方法わけわからん~で立ち止まってはいられませんでした。

 

まあそんなこんなで時間をかけて出来上がった中村なりの復習法がこちら☟

↑ 同じ問題でも、どこがわからなかったのかは人それぞれだと思うんですよね。

なので私は、分からなかった部分を調べて、自分なりの注釈をつけていました。

ポイント:理科は理解して暗記することがすべて。理解の部分がなあなあなまま暗記はできない。自分の中で、何 がなあなあなのかをはっきりさせて明記しておく。

 

↑ 図形に関しては自分が見落としがちな視点やパターンを書き出していました。

特に⑩とか笑えますよね(笑)「平行だったらいいのに…って思ったらたいてい平行だから裏をとれ」っていう。

まあ実際何度か遭遇したので、こうして自分なりの解法への道筋として書き記していたわけですが…。

⑪とかは、図形って視点を変えないとまったく解けないってことが起こりうるので、その回避のために「これを違う視点でみたら円だよね~」っていうのを暗記しましたね。

あとは「ほしい部分だけを局所的に書き出す」「もし混乱したら図形と言えど数式で考える」など、筆が止まった時の対処法を確立していきました。

 

↑ こちらは生物です。生物は、直前期に1日1分野を定めて、延々と大問別演習を解きまくって抜けてる知識をまとめる、というのをやっていました。

⑤⑥で精子の構造や骨格に関することの一部が書かれていると思うのですが、生物をまとめるコツとしては、分からないとこだけ書き出す、です。精子の構造をすべて書き出そうと思ったら普通に図を書いて名称を書き込んで…とやればいいのですが、私は別に精子の構造はすでに暗記していたので、曖昧な部分だけを書き記しておいたんですね。なので、混ざりやすい鞭毛とせん毛の違い(周辺知識)と、忘れかけていた先体突起がアクチンフィラメントであることだけ復習ノートにまとめた、というわけです。

↑ 模試の復習です。

オレンジの字で書いてありますが、ブログタイトルの回収です。

「図形問題の(1)が解けないということは、条件を根本から取りこぼしていることに気づけ。」

 

ポイント:数学において、数値や聞き方がまったく同じ問題は出てきてくれないと思った方が良いでしょう。なので、数学の復習において「問題をノートに書き写してその答えをまとめて満足!」は無意味です。主観ですが。

私は途中までそれでやっていたのですが、非効率的で面倒になったので数学では、「間違えたところの抽象化」を行っていました。

「抽象化」とはつまり、「ほかの問題にも応用できるように、自分の間違いの根本をとらえる。」ということです。

例えば、「5×14=60」としたとしましょう。ここで、答えを書くだけならば「5×14=6070」でおわりですね。そうではなく、「私は5×14を見たときに、5×12となんとなく混ぜているので注意。」という把握につなげるのです。

 

↑ 二次関数の復習です。 二次関数に関しては手順がある程度確立されているので、一度きちんと把握することをお勧めします。

 

 

こんな感じで復習していました!

文章では伝わりにくいこともあると思うので、直接聞いてもらって大丈夫です。

 

まだまだ暑くなりそうですが、夏の空気を愉しみながら一緒に励んでいきましょう!