2024年 10月 30日 好きなこと
皆さんこんにちは 東進担任助手恩田です。
皆さん好きなこと、ありますでしょうか。 私はあります、数学です。
私はこれまで数学好きとして生きてきました。 趣味で数学を出さなかったことありませんし、何を見ても抽象化して数学的な構造を探りたくなるという、そうゆう人でした。
今まで数学好きとして生きてきて数学好きで得したこと、ましてや好きなことがあって得したことはとても多かったように思います。
しかし 最近、好きなことがあるということは時に不幸でもあると思い始めてきました。
皆さん嫌いな食べ物あるでしょうか、嫌いな食べ物がある人は好きな食べ物を考えてみてほしいです。 どうでしょう、ぱっと浮かんだでしょうか。 なお私は嫌いな食べ物も好きな食べ物もあまりなく、なんでも食べる人です。
個人的に、嫌いな食べ物がある人は特別好きな食べ物もあることが多いなと思っています。
この食べ物の好みがあるかどうかは、好きなものと他のものとの違いを感じてしまう、ことが大きいかなと思っています。
好きな食べ物があると、それを食べていくうちに基準が高くなっていき、他のものを食べた時に「違うな」という思いが強くなっていってしまいます。これが嫌いな食べ物を作ってしまうのです。
逆に嫌いな食べ物があると、比べるものができよりおいしく感じやすくなることになります。
このように「好きなものがある」ということは「嫌いなものを意識してしまう」ということにつながってしまうのです。
勉強でもこの傾向がみられるでしょう、私は数学が好きなあまり 英語国語(古文)の暗記の多さ、例外の多さに辟易してしまい勉強が疎かになっていったのでした(特に基本事項)。
私が京大の二次物理を8割くらいとったのも、英語が30点だったのも、私が数学が好きすぎた結果だったように思います。(数学6割ぐらいでぱっとしなかったのですが;;)
さて、というわけなので今好きな科目がある人、大学でその勉強をし続けたいと思う人は本当に気を付けてください、自分が嫌いな科目を好きな人がいること、自然と問題がとける人がいることを思い出してほしいです。
そんな人は勉強をしなければいけないあなた以上に勉強をしているかもしれないということを考えると
勉強せざるを得なくなってきませんか?
…まあ脅しみたいになりましたが、受験ってそうゆうところあるので悪しからず。
これを見てやべってなった、やりたいこと以外やりたくない人はやらないといけないことをやりましょう 本当に。
私は大学で数学ばっかやっていきますので、いつか一緒に好きなことをやりましょう
それではまたいつか