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2020年 6月 6日 気持ちの切り替え
こんにちは、担任助手1年の片倉です。
6月に入り、徐々に分散登校などが始まっている学校も増えてきているようですが、世間では引き続き感染症関連のニュースが絶えず、昨今では東京アラートが発令されるなど、まだまだ気を抜くことができない状況が続いています。しっかりと感染症対策をして勉強していきましょう!
そして感染症関連のニュースといえば、先月の20日、第102回全国高等学校野球選手権大会の開催中止が発表されました。
昨年まで三年間甲子園を目指してきたものとしては、今回のニュースはとても残念で、夢の舞台が消えてしまった現役の高校生の気持ちを考えると非常に心が痛いです。
また甲子園大会だけでなく、インターハイをはじめ、他の部活動の集大成を見せる大会やコンクールの多くが中止となってしまいました。
一部の部活動では代替大会の開催が検討されていますが、なかには納得できないまま引退せざるを得なくなってしまった人もいると思います。
今回はそんな部活生に向けて自分なりの経験をお伝えしようと思います。
部活生に伝えたいことはただひとつ、切り替えの重要さです。
正直な話、このような形で引退を迫られてしまった以上、すぐ切り替えて勉強に移ることは厳しいことだと思います。
自分は、ある程度やり切って終わることができた身でしたが、完全に気持ちを切り替えるのにはしばらく時間がかかりました。
しかし今年は感染症の影響で夏休みが短縮されることに加え、初の共通テストの年でもあるため、いつまでも引きずっていられないというのが現実 です。今年は特に切り替えが重要な年 です。
自分が思う、切り替えのためのポイントは、思っていることを自分ひとりで抱え込まない ことです。
三年間部活を本気でやってきた人はやりきれなかったという気持ちが強いと思いますが、その一方で部活での思い出も人一倍あるはずです。そのたくさんの思い出を仲間や友人と共有することが、気持ちを切り替えるには一番有効だと思います。
自分は受験時代に、部活の仲間が東進に通っていたので、毎日のように昼食をとりながら昔の動画を見返し、思い出を語り合うことで、少しずつ気持ちを切り替えることができました。
自分の場合は部活の親友がいたのでよかったですが、今の時期に周りが勉強している中で、話しづらいということもあるかと思います。
そのときは是非、我々スタッフに話しかけてみてください!
僕に話してくれれば心行くまで聞きますし、おそらく他の方もそうしてくれるでしょう!
また1日や2日であれば勉強は忘れて、納得のいくまで振り返るというのもありだと思います。
どちらにしても、中途半端な気持ちで勉強をし続けることが一番よくないです。
よく 部活生は最後まで伸びる と言われていますが、それは 間違いないです。
自分自身を信じ、頼りになる先輩のスタッフの方々についていけば、部活を通して培った忍耐力・精神力で必ず成績は向上します!
気持ちの整理が難しいとは思いますが、共に頑張っていきましょう!
そして、まだ大会が残されている人達は思い残すことがないように、残された期間を全力で頑張ってください!