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2023年 3月 10日 浪人のすゝめ
こんにちは、安部です。今回、卒業シーズンですので高校卒業の時の思い出を語りたいところなのですが、それだとただの雑談になるので、今回は浪人について話そうと思います。
最初に言っておきますが、僕は浪人はしていません。今は慶應の理工学部に通っていますが、もともと第一志望は東大で(奇しくも今日が東大の合格発表日ですが)、11月くらいまでは東大受からなかったら浪人しようとか思っていました。ただまあいざ東大落ちて、慶應が受かっているという状況になったときに、色々と考えた末に慶應に行こうという選択をしました。
さて、ここから本題なのですが、僕がどのような理由で浪人を回避して慶應に進学したのか、述べたいと思います。元々東大に行こうとしていた理由としては、家から通えて学費も安いのに加えて、やはりの意識の高い環境に身を置いていたいというのが大きな理由としてありました。僕自身の経験として、周りに染まりやすいと思っていたので、それこそ朱に交われば赤くなるだろうと思いそのように考えていました。
そしていざ慶應か浪人かとなったときに僕は二つの過程で浪人するかしないか考えました。1つが、浪人して東大に進学した時と慶應に進学した時のメリット・デメリットを明らかにすることです。学費だったり就職した時の生涯年収だったり、通いやすさ・学生生活などでそれぞれメリット・デメリットを考えました。2つ目は、自分が実際浪人して東大に合格できるか、です。もちろん、一年しっかりやれば合格できるだろう、とは思います。しかし、当時1年間勉強するだけののモチベが保てるかどうか、そもそもモチベがかなり下がっていたのでそれを上げていけるか、ということを考えると、難しいなと考えました。
もちろん、現役で行きたいところに行ければいいですが、残念ながらそれができないとなったときに、浪人するのか、それとも受かったところに行くのか、ぜひ自分なりに考えてみてはいかがでしょうか。今回は浪人しなかった事例として僕の経験を語りましたが、もちろん浪人した人なんて高校の友達にも大学の同期・先輩にも数えきれないくらいいます。別に浪人が悪いわけじゃないし、むしろ、1年間勉強だけをひたすらできるというある意味恵まれたというか、一生で経験できるかできないかの貴重な経験になると思います。その経験を売りにしているYoutuberなんてたくさんいらっしゃいますし。なんにせよ、これを読んでくださった方の参考に少しでもなってくれたらうれしいです。浪人してないのに「浪人のすゝめ」なんておかしいというご意見は重々承知の上ですので、そこについてはツッコまないでください。以上。