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2018年 4月 12日 〜〜さあ、海外に行こう!(南京での体験記)〜〜
〜初めに〜
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こんにちは!
担任助手2年目に入りました。東京大学文科二類の岩永です。
突然ですが、皆さんは海外に行ったことはありますか?
たくさんある!っていう方も、2・3回だけならあるという方、1回も日本から外に出たことがないという方までたくさんいるかと思います。
私は、高校生になるまでほとんど日本の外に出たことがありませんでした。
特に行く機会もなかったし、行くだけの金銭的、物理的な余裕もなかったからです。
多くの中学生・高校生は僕のように行くチャンスがない人が多いのではないかと思います。
そんな僕ですが、大学生になり海外に行くチャンスを手に入れました!
先月3月、私は「東京大学リベラルアーツプログラム主催:南京フィールドワーク研修」に参加して1週間南京に行きました。そこでの経験は、高校生の頃の体験をはるかに上回る衝撃の連続でした。
まず南京という都市について説明すると、上海から中国内陸部よりに進んだところにある都市で、中国の沿岸部の上海などの都市と比べると都市化が遅れている地域に当たります。
しかしながら、南京の中心街は渋谷に匹敵するレベルで発展していました。
凄まじい量の電動バイク(日本よりクリーン!)が走り回り、繁華街は人がごった返していました。電子マネーも普及し、現金を使う必要性を感じさせませんでした。鉄道網も地下鉄が日本に引けを取らず巡っており、共用自転車(誰もがお金を払えば使うことができる自転車、支払いは当然電子マネー)も街のいたるところにあったため、交通的に不便なこともありません。
私から見て、明らかに南京の方が、東京よりも遥かに時代を先取りし、発展していました。
しかし一方で、南京中心街から40分ほどバスで揺られ、長江を船で渡ると景色はガラリと変わりました。
建ててから随分経っているだろう平屋が所狭しと広がり、高層ビルの「こ」の字も見られませんでした。人々は詰められた積み木のような小さな家で家族とともに暮らしていました。中心街とはまるで違う景色に思わず息を飲みました。
そうした古くからの住宅は現在、急速に取り壊されています。新しいタワーマンションにするためです。じきに小さな家たちも跡形もなく取り壊されることでしょう。南京はまさに生まれ変わっていました。
こうした光景も衝撃的でしたが、もっとも衝撃的だったことがあります。それは、こうした凄まじい環境に置かれながら人々が普通に暮らしているということです。私が道中でお世話になった地元の人たちは私たちに辛いとか、将来が不安だというそぶりを全く見せませんでした。むしろ、南京大学の生徒と日本からの留学生に単純な興味を持ってくれて、日々の暮らしや夫との馴れ初め話、日本の歌の話などいろんな話を私たちにしてくれました。そんな人たちが生活している様子を見て、私は「可哀そうだ」とはとても言う気にはなれませんでした。そうした状況下で、「普通に」生活していたからです。
貧しい人は可哀そう。助けなくてはいけない。そんなのは豊かな人たちの一方的な押し付けにすぎない。南京にきて直接見なければ、知り得なかったと思います。
海外に行く、自分が直接赴くことはとても大切で不可欠なことです。日本で生活してただ教科書やインターネットでは理解することができないことは山ほどあります。このブログを読んでくれた人はぜひ海外に行って見てください。
そして、海外に行った時に恥を書かないように、日々コツコツと東進で勉強しましょう!!!
東京大学文科二類 岩永淳志
最後まで読んでくれてありがとう!
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