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2021年 3月 15日 青春の3年間とこれから
こんにちは、担任助手1年の片倉 悠希です!
突然ですが、
「自分の好きなときに戻れる」と言われたら、皆さんならどう答えるでしょうか。
僕自身よくこの質問をされたり、友達と話しているときの話題になったりしますが、
必ず「高校の入学式の日」と答えています。
僕は高校生が羨ましいです。
おそらく今後人生を歩んでいくなかで、あそこまで何かのことに一途に熱中できる3年間というのはもう二度とやってきてくれないでしょうし、本当に「青春」って感じがします。
もちろん高校生活全てがいいことばかりではないでしょう。
ときには挫折したり、途方に暮れる日々を過ごす期間もあるはずです。
それでも、卒業した今になって振り返ると、思い出されるのは楽しかった思い出ばかり。
苦しい思い出も今となっては笑い話の種になっています。
口では「高校野球なんて地獄だ。生まれ変われても絶対やらない」と言っていますが、「高校の入学式に戻りたい」と思うのは、本当はあの日々が恋しいからなんだと思います。
毎日のように砂埃の舞うグラウンドで、甲子園という夢舞台を志してただひたすらに白球を追う。
そして練習が終わると泥臭い部室でふざけあったり、しょうもない時間を過ごす。
これが僕にとっての青春です。
憧れの甲子園には遠く及びませんでしたが、そこには何も心残りはないですし、間違いなくあの3年間は僕の生涯の宝物です。
皆さんの思い描いているような「青春」とは程遠いと思いますが、僕にとっての青春は間違いなくこの3年間ですし、生まれ変わってもまた高校野球の道を選択すると思います。
勉強に関しても同じです。
毎日先の見えないなかひたすらに机に向かい、ペンを動かす日々。
その生活のなかでも、最初から頭が良く、ずっと模試の成績も良くて第一志望に受かっていく人なんてほんの一握りにも満たないぐらいでしょう。
ほとんどの人は必ずどこかで大きく挫折します。
しかし、それを本当の意味で乗り越えた先に、想像を遥かに超えるほどの大きな栄光が待っているのです。
「挫折なくして栄光なし」
おそらく担任助手の人達のほとんどもこういった経験をしてきており、その経験が自分の中でかけがえのない財産となっているから、それを皆さんに伝えるために、受験が終わった今でもこうして高校生の皆さんと携われる環境に身を置いているのだと思います。
新高校3年生の皆さんは、高校生活も残すところあと一年になりました。
本当に「高校生活」というのは生涯の思い出の3年間になると思います。
1年後に悔いの残らぬよう、一瞬一瞬を全力で過ごしてください!
そして、この春卒業した高校3年生のみなさん。
本当におめでとう!
既に卒業式を終え、高校の友達との別れを済ませた人も多いのではないでしょうか。
ですが、「別れは出会いの始まり」です。
大学生活でも間違いなく素敵な出会いがあるでしょう。
僕自身、今年一年でたくさんの素敵な出会いを経験しました。
担任助手の同期や先輩方、そして生徒であるみなさんと出会えたことも僕にとっての貴重な財産です!
また、もちろん高校生のときの友達は一生涯の付き合いです。
このブログを書いている当日の僕も、このあと進路が決まった高校野球部の仲間と久しぶりに遊びに行きます笑
これまでの出会いと新たな出会い、両方を大切にして、新たなステージへ向かっていってほしいと思います。
そして最後に一言だけ、
「常に挑戦者であれ!」
物事の境目は、モチベーションを失いがちになります。
「第一志望合格」というとてつもなく高い目標に挑み続けていた皆さんのなかには、そこの分の穴がぽっかり開いてしまった状態のままの人もいるでしょう。
しかし、何かに挑むことをやめた瞬間に人の成長は止まります。
「若いうちにしか成長はできないよ」と良く言われると思いますが、おそらくこういうことです。
だから皆さんには常に挑戦者であってほしいと思います。
すべての卒業生に幸あれ!!!!!
お互いに、これから先の人生も挑戦し続ける人間でいよう!!!