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2023年 2月 1日 意外と面白い経済学

公式】2023年 新年度特別招待講習(春期講習) | 大学受験の予備校・塾 東進

こんにちは!担任助手の松本です。

私は今、上智大学経済学部の2年生です。

今日は、経済学についてブログを書かせてもらおうと思います。

私は元々理科や数学が得意で、理系の学部に行くつもりだったのですが、やりたいことがないのに理系の学部に進んでも仕方ないかなと思い(以下略)経済学部に進学しました。決して興味のある分野ではなかったけど、学んでみると意外と面白かったです。

上智大学のサイトより、「経済学科の学び・魅力」から一文を抜粋してきました。

経済学は、様々な経済問題に対して、発生メカニズムの解明と対策の設計に「科学的に」取り組み、それと同時に、人々の幸せとは何か、望ましい社会とは何かという哲学的・倫理的な問いにも同時に目を向ける、知的好奇心をどこまでも刺激するエキサイティングな社会科学なのです。

まさにそのとおりで、文系と理系の融合ともいえるのではないかと私は思っています。

経済学には、主要なミクロ経済学、マクロ経済学のみならず、環境経済学、開発経済学、国際貿易論など、様々な分野が存在します。中でも私が面白いと感じたのは、政治の経済分析やゲーム理論です。

政治の経済分析は、その名の通り、経済学的手法を用いて、政治的意思決定過程を考える分野です。政治と数学の関連なんて考えたことはありませんでしたが、数理分析で政治を見るのはとても興味深かったです。

ゲーム理論は、なんだか楽しそうな名前ですが、皆さんが思い浮かべるような娯楽の意味でのゲームではありません。ググると、「一定の制約やルールに基づいて、複数の行動主体(プレーヤー)が相互に影響し合う状況をゲームと見なし、プレーヤー間の利害の対立と協力の関係を解明しようという応用数学の一分野のこと」と出てきます。相手の出方次第で、自分の戦略を変えること、スポーツでも日常生活でもあると思います。それこそ、ゲーム理論です。どちらも相手の出方をうかがうので、一見決着がわからなそうでも、実は均衡が存在する、、とか。政治の経済分析でもこの考えが使えます。

ここで紹介したのはほんの一部でしかありませんが、経済学のイメージが少しでも良い方に変わったら嬉しいです!読んでいただきありがとうございました。