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2024年 3月 9日 受験の山場
こんにちは。松岡です。受験生は国公立大学の発表も迎えており国公立後期も迫っているという今日この頃ですね。後期を受ける方は最後の最後まで頑張りぬきましょう。合格した皆さんは本当におめでとうございます。
東京大学の発表日は3/10なので1年前のこの時期は後期に向けて過去問を解きつつも合否が出ることにドキドキして過ごしていました。やはり合格した時の喜びは格別でしたね。明日以降に合格発表がある皆さんの合格をお祈りしています。
これを見てくれている人の中には来年受験を控えている新高校3年生もいると思うので合格発表日に笑顔で終われるように、ここから先の1年間で一番大事といっても過言ではない春休みの過ごし方について少しお話しします。
一番大事と言われて「え?受験といえば夏休みが天王山って言われるじゃん!」と思った方もいると思います。たしかに夏は大事な時期ですし一番伸びる時期でもあります。でも、夏休みはみんな勉強しますよね。みんな同じように勉強していたら差がつきませんしみんな頑張っている中で人一倍努力するのは大変です。そこで、ライバルと差をつけられる最後の期間が春休みなのです。孫子の兵法を知っていますか?風林火山を考えたことで有名ですね。そのなかで、孫武は『勝兵は先ず勝ちて而る後に戦い、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む』といいました。戦いで勝つ者は準備段階からすでに勝っているのです。つまり、『夏を制する者は受験を制する』のなら、春休みは『夏の戦いに備える準備期間』で、春休みに頑張れないと夏も受験も負けちゃうよということです。春休みの重要性わかっていただけましたか?
ではなにをすればいいのか。とにかく準備です。過去問を解くための準備、つまり基礎の定着です。英語なら基本的な単語や熟語、文法の知識と長文を読むための方法を知らないといけません。数学や理科なら公式の意味、使い方を学んで使えるようにならなければいけません。国語なら古典の基礎文法や単語、文章の読み方。社会なら通史。
これらすべてを身に着けるためのツールとして受講やマスターがあります。受講やマスターを終わらせましょうと言われるのはつまり基礎の定着をしましょうと言われているのと同じなのです。
もう一つは体力作りです。夏休みには一日15時間、つまり必要な生活のための時間以外すべて勉強することになります。しかし、夏休みに入って急に明日から15時間勉強してねと言われても無理ですね。出来るなら明日からぜひやってください。夏に15時間勉強できるように春休みのうちからやってみてください。急に言われるより勉強の質は格段に上がるでしょう。
まとめるととにかく基礎の定着と体力づくりです。それを意識していればおのずと受講やマスターをやることになります。そして4月末に受講が終えられるように今のうちから頑張って春を制しましょう受験をいい結果で終えるためのはじめの一歩になりますよ。