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2019年 8月 9日 世界で一番アツい夏!
どうも、担任助手の國枝です!
今回のブログでは高校3年生の夏、
僕がどのような生活をして、
どのように勉強をしていたのか
について書きたいと思います。
前のブログでも書いた通り、僕の去年の夏は、
まさに「勉強の夏」でした。
朝、6時に起床。
東進に7時〜7時15分の間に登校。
(去年は開館が7時でした。)
お昼に30分ほど昼食休憩。
20時30分に下校。
夕食等で90分ほど休憩を取ったあと、
英語の長文の音読などを30分ほどして、
さらに、布団の中で30分ほどリスニング。
そして、11時就寝。
この鬼のような生活を40日続けました。
後輩の部活の大会の応援と、
東大模試後に、友達とご飯を食べる
というこの2つのイベント以外は本当に勉強一色でした。
東大生になるくらいだから、
勉強するの楽しかったんじゃないの?
と思う人がいるかもしれませんが、
僕は全くそういうタイプの人間ではありませんでした。
合格報告会で、僕は勉強が楽しかったと言いました。
が、それは最初から勉強するのが楽しかった訳ではなくて、
楽しいと思える方法で勉強しなければ、
1日13時間も勉強できなかった。
言い換えれば、たくさんの勉強時間を確保するために、
少しでも自分が楽しいと思える、
かつ効率的な勉強の方法を見つける必要があったのです。
それに、部活動と同じで、常に楽しいなんてことはなくて、
模試で上手くいかなかったりしてメンタルがやられたり、
勉強の計画が遅れたりすると、ものすごいプレッシャーやストレスを感じ、
教科書やテキストを読んでいても、焦るばかりで、全く内容が入ってこず、
変な汗が出てきて、更に焦って・・・
という地獄のサイクルにはまり、
本気で、勉強から逃げ出したくなる時もありました。
(そういえば、あまりのストレスに、発狂しかけて、自習室を飛び出し、
井の頭公園を爆走するなんていうとんでもないイベントもありました。)
それでもなんとか踏みとどまり、地獄の夏休みを耐えきったことは、
学力の面でも、メンタルの面でも、
本当にその後の自分を助けたと思います。
むしろ、最高に充実した夏休みだったな、と今振り返れば、思います。
さて、だいたい僕がどんな生活をしていたかはわかっていただけたと思うので、
次に、実際の勉強の内容について書きたいと思います。
まず、夏休みに絶対にやらなくてはいけないのは、
基礎を完璧にすることです。
夏休みを過ぎたら、ある程度まとまった時間を使って、
基礎をしっかりと振り返る時間は
もう残されていないと考えてください。
もし、今、主要科目の基礎で、危うい部分があるなら、
まずはそこを徹底的に潰してください。
僕の場合は、夏に徹底的に数学をやり込みました。
(数学が特に遅れていたからです。)
8月の上旬までに、
基礎の問題を取り扱った市販の参考書を3周
(もちろん春から夏にかけて3周という意味です)
それと同時並行で、既に受け終わっていた、
テーマ別数学ⅠAⅡB(志田先生)の復習(3周目)
さらに、東大文系数学(志田先生)を20コマ受講し、
少しでも理解が浅いと感じた単元はテキストや参考書を参照して、
苦手を潰していくことを意識していました。
また、自分が扱ったテキストは最低限3周することを意識していました。
もちろん、機械作業のように行うのではなく、2周目、3周目は、
その問題を初見で解いていたとしたら、ということを意識し、
その問題が、他の問題とどう違うのか、
なぜその解法を使うのがベストなのかを考え、
自分の中で、解法を整理する訓練を忘れないように心がけました。
(2周目、3周目は他の問題・解法を見ている分、
視野が広くなっているはずだからです。)
あとは、夏に入るまで一切勉強時間を取ることができていなかった
地理のセンターレベルの知識のinputと
受講で通史は終わっていたものの、ほとんど忘れてしまっていた
世界史の、教科書レベルの知識のinputを必死にやっていました。
(前回のブログでも書きました、僕は2学期に勉強時間が取れないことが分かっていたので、
社会の基礎レベルのinputが終わっていないのは相当まずいことでした)
他の科目に関しては、
英語は必ず、毎日触れること。毎日リスニングをすること。
国語は、古文単語や、漢文の句法を、
短期間に集中して網羅的に復習し、
模試などをoutputの場として活用し、基礎を忘れないようにかつ、
必要最低限の勉強量だけを確保するように意識していました。
(過去問は時間がなく、夏休みにはほとんど行えませんでした。)
簡単に僕が夏休みやったことを簡単にまとめてみましたが、
大事なのでもう一度言っておきます。
大事なのは、基礎を完璧にすることです。
個別試験の過去問に本格的に乗り出す前に、
揺るがない土台を作ることを意識してください。
また、センター過去問演習を始めると、
点数や、自分が過去問を何年分やったのかばかりに気を取られて、
復習と分析を怠る人が出てきます。
しかし、それはただの自己満足に他なりません。
この時期に行うセンターの過去問演習は、あくまでも
自分の基礎のレベルを確認し、苦手を分析するというところ
に本来の目的があるはずです。
夏休みに勉強した部分が成果として実感できるのは、
2学期以降になることが多いと思います。
なんでこんなに勉強したのに、模試で結果が出ないんだ、、、
と投げ出したくなる気持ちはとてもよくわかりますが、
そこで諦めず、粘り強く勉強し続けていれば、必ず、成果が現れてくる時期がきます。
自分の可能性を信じてください。
もし、本当に辛くなったら、担任助手に相談しましょう。
僕たちはいつでも、生徒の皆さんのことを本気で応援しています!
皆さんの夏が、世界で一番アツい夏、になることを願っています。
(ちなみにPRINCESS PRINCESS さんの 世界でいちばん熱い夏
を去年の夏、毎朝、登校する時、聞いていました。
そういえば、誰もいない道で大声で歌いながら帰ってストレス発散
なんていうヤバいイベントもあったような無かったような)