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2020年 5月 16日 最後のブログ
今回は自分がなぜ担任助手になったのか、また今年はどうするのかをお話ししたいと思います。
完全に自分の話しになるので、興味がある方だけ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
では1つ目。なぜ担任助手という『仕事』をやろうと思ったのか。
東進ハイスクールはいい意味でスタッフの学歴が壊れています。
「ここに来るまで存在すら疑っていた東大生がそこら辺にいる」
「皆が普通に早慶を目指している」
自分が東進に入り「早慶、東大」などの言葉が飛び交っているこの環境に、強い衝撃を受けたことは今でも鮮明に覚えています。
(今ではこの環境に慣れてしまいましたが笑)
自分が通っていた高校はなんとなく明青立法中を目指し、日東駒専に受かればいいかなと考え結果、大東亜帝国あたりに落ち着くところでした。
正直、早慶を目指しているなどと言ったらクラスの笑われ者です。
そんな世のボリュームゾーンである「普通の高校生」だった自分ですが、り東進ハイスクール吉祥寺校に高3の春、入塾することになりました。
まず予備校の知識がない自分には「東進=東大を目指す人ばかり」というイメージがありましたが、高3にもなると知り合いが数名東進に通い始め、更にその数名が勉強を楽しんでいる姿を見て気になり始めたのがきっかけです。
また、自分の部活の先輩で6年間学年でほぼビリ、失礼ですが正直浪人すると思っていた先輩がまさかの第1志望校合格。
そんな先輩について行き、次の日には入学していました。
そして初めて参加したグループミーティング。
事前の説明ではレベルを合わせてくれるといっていたのに、自分が入ったGMTのメンバーは「東大・北大医学部・慶應理工学部・医科歯科医学部志望」でした。。。
完全にGMTではドがつくアウェイの状況の中、担任である草野先生に1年間かけ、1から「大学受験、勉強」について叩き込んで頂きました。
そこで大学受験において必要なもの。それは「環境・ビジョン・努力」だと痛感しました。
まず環境。
自分はこの仕事を通じていわゆる「頭のいいひと」たちと沢山関わり、「この人たちと一般人のなにが違うのか」についてよく考え「環境」という答えにたどり着きました。
周りが東大を目指すから自分も目指す。
周りがサッカー選手を目指すから自分も目指す。
いかに厳しい環境であってもその環境に身を投じることで、何事にも目指すきっかけが生まれます。
次にビジョン。
東進では合格設計図など年間の動きを可視化し、「なぜこの時期にこれをやるのか」を明確にしてくれます。
普通の高校生からしたら大学受験は雲のような漠然とした不安の塊でしかありません。
しかし我々スタッフからしてみれば、どの大学でも受かるビジョンを知っています。
例え自分の手の届かなかった大学だとしても担当生を通じて学んでいます。
雲のつかみ方を生徒それぞれに柔軟に伝え、受かるビジョンを持ってもらい勉強をしてもらう。これが担任助手の仕事です。
最後に努力。
常に東進に登校し続け、長期、短期の動きを頭に入れながら勉強する。これは努力なしではできません。
そんな自分ですが、努力が足りず志望する大学には行けませんでした。
第1志望を落ちた時はとてもショックを受け、自分の中でけりをつけきれなかったのが本音です。
恥ずかしい話し、生徒を通じて自身の大学受験にけりをつけようと思ったのがきっかけです。
話が逸れましたが、自分は普通の高校生にどんな大学でも受かる道はあることを伝えるためにこの仕事をしています。
ずば抜けて頭がいいわけではないからこそ、この1年間大学受験に関して知識を蓄え沢山の雲のつかみ方を勉強しました。
結果、東京海洋大学や明治大学、成蹊大学に担当生を合格させることができ、とても充実した1年間でした。
ここからは今年のお話しです。
結論から申し上げますと、今年も続けさせていただくことになりました。
理由は、、、、来年のネタにとっておきます(笑)
是非校舎が空いたら話しかけに来てください!
ここまで目を通して頂き本当にありがとうございました!!!!!
最後に。
この1年間、共に本気で生徒指導に当たった社員の皆様、先輩、同期の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。
特に辞められる先輩担任助手の方々および同期の國枝、谷井、須藤、中村には心から尊敬と敬意を表します。
須田聖也