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2020年 6月 14日 同じ期間の勉強での差
去年一年間生徒を見てきて思ったことについて書いてみようと思います。
それは、「同じ期間勉強していても成績の上がり方に差がある」ということです。
結構当たり前に思いますが。なぜこれは生まれるのでしょうか。
私なりに考えてみました。
1.勉強の質?
これは確実にありますね。
ただ問題を解くだけ、音読をするだけ、教科書を読むだけ。
このように、作業になっている勉強には何も意味はないです。
特に私立文系志望は、手を動かしながら頭を動かす数学や理科の問題がないぶん、形式的な勉強に陥りがちです。
去年見かけたケースが、席に座って世界史の教科書を読んでいるだけの生徒。
その後その子の様子を見ていましたが、実際頭にはほとんど入っていなかったようでした。
どんな勉強も頭を動かしながら勉強するのが大事です。
特に歴史科目はその科目の勉強を終えたあとその範囲を自分でほかの人に説明することを前提にする勢いで頭フル回転で勉強していかないと、だらだら勉強になりがちな気がします。
上のはあくまで一例ですが、同じ時間勉強しててもだらだらと作業レベルの勉強する人、頭動かして勉強する人、比べたらそりゃ成績の上がり方に差は出てきますよね。
他にも、勉強の方向性をしらないのも質をさげる一つの原因になると思います。
たとえば、過去問をしっかりと解いて、その直しをしてその直しをもとに自分でまた勉強することを決める人とただなんとなくたくさん問題集解くだけの人では、受験本番までに必要な知識量に差が出てきますよね。
自分の勉強の方向性を見定めるのも勉強の質をあげる上で非常に重要ですね。
2.時間
そもそも一日の勉強にかける時間で差は生まれます。当たり前ですが。
学校帰りというの勉強量は3時間くらい、という生徒と8時間くらいという生徒がいました。
1週間で35時間の差。1カ月で150時間の差。
怖いですね。
あと朝の勉強を1時間する人と、しない人。
1週間では7時間ですが、1カ月では30時間です。
1、2と分けて同じ期間に成績が変わる人とそうでない人の違いについて考えてきました。
もし考えが変わったら明日から行動を変えること。