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2020年 8月 26日 8月模試が終わりましたね
こんにちは。担任助手2年の齋藤です。
8月の共通テスト本番レベル模試が終わりましたが、皆さん結果はいかがだったで
しょうか。
点数が高かった人も低かった人もいると思いますが、復習と自己分析はしましたか?
模試が終わるたび復習と言っているのでくどいと思われるかもしれませんが、それほど大事なことです。
模試後は、①復習(自己分析)・②計画だて・③行動、この3ステップを踏まなければ
ほぼ意味がありません。
点数が高くて喜んだり、点数が低くて落ち込んだり…模試の点数で一喜一憂するのはダメとは言いませんが、それをし
なければ模試は時間の無駄と言えます。一喜一憂するだけではその後の勉強のプラスにはなりませんし、むしろ点数が
良くて余裕を感じて勉強しなくなったり、落ち込みすぎて勉強に身が入らなくなったりと、マイナスになってしまうこ
ともあります。わざわざ1日かけて模試を受験しているのに、勿体ないですよね。
先程申し上げた3ステップについてもうすこし具体的に説明したいと思います。
①復習(自己分析)
この①の質ですべてが決まってきます。
例えば、数学の2次関数で失点してしまったとすると、
点数を見ただけ:二次関数が苦手ということしかわからない
間違えた問題を見た:二次関数の○○という分野が苦手
間違った問題の計算式まで見た:□□という式を見たときに△△が思い浮かば
ず失点した
この2次関数の失点は、□□という式を見たときに△△が思い浮かぶようにするだ
けで点数は上がるのです。復習を浅くすると、自分の弱点が大まかにしかわから
ないので、どこをどれくらいやれば点数が上がるのかが分からない結果、余分な
勉強量が増えてしまったり、自分は二次関数が苦手だとか、間違った思い込みに
つながったりします。
英語にも同じことが言えます。英語は詳細に分野が分かれているわけではないの
で自ずと間違った問題を見ると思いますが、和訳を確認しただけで終わったりし
ていませんか?
和訳を確認して「あ、こういう意味だったのか」だけで終わってしまえばただそ
の問題文が読めるようになっただけで終わります。その後に全く役立ちません。
間違って読んだ英文は、なぜ読めなかったか。単純に語彙が足りなくて文章の意
味がつかめなかったのか、読んでいるうちに目で文字を追っているだけになって
しまっていたのか、様々な原因が考えられますし、必要な勉強も変わってきま
す。
復習と自己分析を侮ってはなりません。
②計画だて
模試の復習をした後に、これをやらないとまずいな、と思うだけでなく、
やらないとまずいと思ったら具体化して計画に起こしましょう。なぜか、
それはまずいと思っているだけではやらないからです。皆さんの日常生
活でも似たようなことがあると思います。やらなきゃな、と思ってても
ずっと先延ばしにして気づいたら忘れていることが。これが受験で起こっ
たらどうなるでしょうか。成績が伸びず不合格になります。そんなこと
はなんとしても避けたいので、計画だては絶対です。
やることを具体化し、それをいつまでにやるか、具体的な数字(受講だったらコマ数、マスターだったらステージ、参
考書だったらページ数や章など)で決めましょう。
【例】
英単語が原因で失点→基礎マスター英単語1800を9月中に5周したい→計18ステージ×5周で90ステージ、これを約1カ月でやるとすれば、1週間で約23ステージ→1日でだいたい3ステージだが部活があるので月水金は2ステージにして土5ステージ、日曜日6ステージ
③行動
計画だてしたらあとは行動するだけですね!予定立てたらそれ通りに動きましょう。
やろうと思っただけでは何も身に付きません。
まとめ
模試は今後の勉強に活かすためのものであって、一喜一憂するためのものではありません。これを頭において、復習ま
だやってない人は早急にやりましょう!頑張ってください!