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2020年 9月 30日 経済学部について
こんにちは!東進ハイスクール吉祥寺校担任助手の樋口です!
最近、急に寒くなりましたがときどき暑い日もありますね。
暑いのか寒いのかどっちだよ!!って感じです。
さて、大学ではいよいよ2学期が始まります。
今年、慶應大学の秋学期は10月からスタートです。
そして、個人的には今年の秋学期は授業が結構ハードな時期になります。
(全慶應経済生がこの時期ハードなわけではありませんよ!慶應経済目指してる方、安心してください。)
だから、私は今年の春学期の授業の復習をはじめとして、秋学期に向け予習を開始しました。
そして途中で少し悲しい気持ちになりました。
出てくるのはネイピア数だとか確率変数だとか数学の話ばかり…。
微分積分ももちろん使うし、関数のグラフもたくさん出てくるし、基本的に経済現象を数式で表現するのでどこまでも数学がつきまといます。
なぜ、経済学部は文系なんだ。
なぜ、私は世界史と英語と小論文だけで経済学部に入れたんだ。
そんな疑問を胸にしながら、明日から始まる授業に果敢に取り組んでいきたいと思います。
そしてここからがみなさんにお伝えしたいことです。
本来、経済って現象を数式で表したりするため、ものすごく理系よりの分野なんです。
経済とは違いますが、経営学部も理系よりですね。
経営学部も東京理科大学にありますし。あと、アメリカの理系大学マサチューセッツ工科大学にも経営学部はあります。
だから近年、経済学部や経営学部などが数学受験に力を入れているのも当然の流れだと思います。
ただ、経済学部は歴史なんかも結構やるひとは多いので、やはり完全に理系とは言えないですね。
慶應大学も経済学部は歴史が必修科目です。
数学受験、社会受験で悩んでいる人もいるかもしれません。
経済学部にどうしても入りたかったら、数学受験のほうが入りやすいと思いますし、入ったあとも数学ができたほうが助かるでしょう。
もちろん、社会受験でも経済学部をきちんと卒業できたひとは過去にたっくさんいたはずなので、社会受験の方も安心してもらって大丈夫です!!
文系で経済学部に入ったのになんでこんなに数学やらなきゃいけないんだとも思いましたが、時代が数学をできる人を求めている流れになってきている中で、逆に文系が数学をできるようになる道の一つにはなると思います。
だから、ぜひ数学ができるようになりたいけれど文系を選択してしまったみなさんは、経済学部などを目指してみるのも手じゃないでしょうか。
私は数学ができるようになるよう、なんとか頑張りたいと思います。