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2020年 11月 14日 理系科目の勉強方法(高校2年生向け)
みなさんこんにちは。
担任助手2年の小林です。
本日は高校2年生の理系の皆さんに向けて、私がどのようにしてこの時期に、数学、物理、化学を勉強していたかをお伝えしていこうかと思います!
1. 数学
-この時期にとっていた講座-
・受験数学ⅠAⅡB(難関)
・受験数学Ⅲ(応用)
・受験数学Ⅲ(難関)
の3講座をとっていました(受験数学ⅠAⅡB(応用)は既に受け終わっていました)。いずれも、受験生時代大尊敬していた河合先生のものです。
-進め方-
私は、ⅠAⅡB(難関)とⅢ(応用)を同時平行で進め、終わり次第Ⅲ(難関)を進めていました。みなさんによりお伝えしたいのは、具体的な進め方です。
①予習にきちんと時間をかける
正直、予習をせずに講座を受けて良いことはひとつもないと思います(予習しなくて良いと先生から言われている講座はもちろん別です!)。
この予習の段階ですべきことは、自分は今何ができないのかを明確にするということです。
私は、予習の段階で手が止まった場所には、なぜ手が止まってしまったのか、たとえば、
「公式が思い出せない」
「どの公式を使えば良いのかがわからない」
というように書いてました。
②先ほど明確にした不明点を受講で解消する
受講をして、①の解決策がわかったら、
・自分の考え方と解答の相違点を書く
・どこで解答と食い違ってしまったのかを明確にし、何が自分の解答と正しい解答とを分けたのかをしっかり理解する
ということをしてました。
③しっかり復習する
復習は本当に大事です。私は、それぞれの受講のテキストを最低5周はしてました。問題を見ただけで答えまでの道筋が立つくらいまでには何度も何度もやり込む事をお勧めします。
数学も言わば暗記科目!典型問題の解答を何パターンも覚えることが大事です!
2.物理
-この時期にとっていた講座-
難関物理
をとっていました。
-進め方-
①授業前半の講義部分を聞く
②テキストの問題を解く
③②の解説を聞く
④公式集を作る
物理の私の勉強法の中では、この④が最も大事なポイントです!
物理は、たくさんの公式の中で、どれをどのパターンで使うかを覚えることが大事で、ここにおいて公式をきちんと理解し、暗記することが大事です。
そして、ポイントはもう一つ!一枚の大きな紙(A3くらい)にまとめること!
例えば社会科目のテストの時、あの知識、テキストのこのページの、大体左上にあったなーって思い出すことはありませんか?
そのような形で、大きな紙に全ての公式を書き切ることで、かなり覚えやすくなります!
⑤問題を何度も何度も復習する(最低3周)
3.化学
-この時期にとっていた講座-
難関化学
をとっていました。
-進め方-
勉強しはじめは最も苦手でしたが、受験終了時には最得意科目にまで伸ばしました!特に苦手意識がある方、必見です!
①全講座をとりあえず最後まで見切って、一通り理解する
「暗記しなければならないことがありすぎて、どれを覚えなければならないかがわからない」
「全貌が見えなさすぎてやる気が起きない」
正直あるあるなことだと思います(私もそうでした…)。
なので、受講一週目では、理解をすることにのみ、執着してください!
化学は、理論、無機、有機とありますが、進むごとにいろんな範囲が繋がっていって、最後までいくと全貌が把握でき、面白さを感じてくることと思います!
苦手な人もとにかく全範囲を理解することを目標に一周してみてください!
②-1 テキストの問題を何周もする(最低3周)
①でしっかり理解ができたら、あとは問題を解いていくだけ!
ここで大事なのは、ひとつもあやふやな、そうなる理由が説明できないような、そんなものをなくすこと!
ちょっとでも何でそうなる?と思ったものは、一つ残らず調べ切りましょう(ここを怠ることが、科学に苦手意識を感じる原因になっていきますので注意してください)
②-2 知識を暗記していく
②-1と同時平行で行うのがこれです!
問題を解いていく過程で、何を暗記すれば良いのかが明確になっていきます!
浮き出てきたどうしても暗記しなければならない範囲をきちんと暗記していきましょう。
ちなみに、私は、テキストの暗記必須な部分に付箋をつけ、毎日夜寝る前に白紙に書き出していくという作業をしてました!
最初は大変かもしれませんが、得られることは莫大です!ぜひやってみてください!
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みなさんいかがでしたか?
高3になってから苦手科目を潰していくのでは、正直間に合いません。
高2の冬休みは、その苦手科目を潰すのにもってこいの期間です(実際、私も苦手な化学を勉強し始めたのは、高2の11月後半からです)!
苦手科目にやる気が起きない気持ちはとてもわかりますが、今がラストチャンスです。
ぜひ苦手を克服して、どんどん点数を伸ばしていきましょう!