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2020年 12月 13日 受験学年の皆さんに向けて伝えたいこと
みなさん、最終12月共通テスト本番レベル模試、お疲れさまでした!!!!
吉祥寺校担任助手2年の小林です。
本日は、共通テスト本番まで約1カ月を切った受験学年の皆さんに向けて、ブログを書きたいと思います。
共通テスト本番前最後の模試、出来はいかがでしたか?
思ったよりできたという方々
油断は禁物。私が昨年担当していた生徒で、最終模試で思ったより点数が取れてしまって、本番では合計50,60点下がってしまった生徒がいました。
皆さんが今回の最終模試を受けたのは、良い点数を取って緩むためのものではありません。
あくまで、1か月後の本番に向けて、自分の苦手・不得意に気づき、それを基に本番までどのような勉強方針で学習を進めていくのかを決めるためのものです。
良い点数に一度喜んだら、その直後からは、同じ点数もしくはそれ以上を本番でもとるためには、何をするべきなのか、何が問題点なのかをしっかりと分析しましょう。
点数が落ち込んでしまった方々
みなさん、とってもラッキーですね。
もちろん、その点数で良いわけもないですし、今とっても不安なその気持ちは手に取るようにわかります(私は実際12月模試、大失敗しています笑)。
ただ、この失敗、1か月後の本番でしていることを考えたら、ぞっとしませんか、、、
(1)でのそのあとに引きずってしまうミスも、ケアレスミスも、ちょっとした見落としも、本番でやってしまったら、そのあとに立て直すことは非常に難しいです。
今、この最終模試で気付けた皆さんは、まだラッキーです。
しかも、点数が思ったよりも取れないということは、それだけたくさん立て直しの余地があるということ。
とにかく自分の癖(ケアレスミスしやすいところ)の分析、苦手分野・科目の解明を徹底しましょう!
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さあ、あと本番まで1カ月といったところですが、後半は、本番に向けてすべきことについて、私なりのアドバイスを3点、させてもらおうかと思います。
① 共通テスト当日のスケジュール立て
・何時に起きるか
・朝ごはんに何を食べるか
・何を持っていくか
・どんな服を着ていくか
・電車で何を確認するか
・各科目の直前に何を確認するか
・各科目の休み時間にどの問題集・参考書を、どのようなスケジュールで確認するのか
・昼ごはんに何を食べるか
・1日目と2日目の間は何をするか
・何時に寝るか
私は主にこれらを毎日朝5分ずつ真剣に考え、調整していました。
もちろん、絶対に決めるべきとは思っていませんし、こういうものが合わない人もいるかと思います。笑
ただ、私は、“より高い可能性でより高い点数を取る”ためにできることを、限界までしました。
「お昼に食べても直後に眠くならない献立は何だろう。」
「最適睡眠時間は何時間だろう。」
「直前に確認すべきことは何だろう。」
若干、プラシーボ効果にも近いような感じもしますが、しっかり考え込んでから行くと、本番に安心できます。
みなさんもぜひ、“より高い可能性でより高い点数を取る”ために自分がすべきことについて考えてみてください!!
② “ケアレスミス集”の作製(理系科目)
私にはとても尊敬している、大変お世話になった高校の数学の先生がいるのですが、この先生に受験中に言われた言葉を紹介します。
「ケアレスミスはしないように注意するものではない。ケアレスミスは発見できるようにすることが大事。」
私は、この言葉によって、数学の点数が格段に伸びました。笑
ケアレスミスってどうしてもしちゃうものですよね。マイナス付け忘れたとか、2倍し忘れたとか…後から考えたらどうしてしちゃったのか理解すらできないような経験、理系の皆さんや、数学受験の皆さんは結構あるんじゃないですか?
ケアレスミスをすることは、もはや避けようがありません。
その中で考えるべきことは、“いかにケアレスミスを気づけるようにするか”ということ。
そこで私は、ケアレスミス集をノートにまとめていました。
自分がしやすいミス、陥りやすい箇所、これらをまとめて、自分がこういうところでミスしやすいというのを把握していれば、見直しの時に9割がた気づくことが出来ます!
③ 前日に解く問題を決めておくこと(理系科目)
今まで、数学や物理、化学等、たくさんの問題を解いてきたことと思います。
その中には、よく出るけどいつも同じところで間違ってしまう問題や、久々に解くとミスをしてしまう問題、ありませんか?
それ、本番にでて間違えてしまったら、元も子もないですよね。
このような問題は、問題番号を控え前日にやることをお勧めします。
私は、そのような問題が出てきたら、コピーして、1冊のノートに貼り付け、自分だけの最良の問題集を作成していました。
これだけ前日にやれば大丈夫という問題集を作成し、前日にやることで、自分が苦手だった問題を思い出せるのはもちろん、自信と安心感も一緒に得ることが出来ます。
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いかがだったでしょうか。
やってみて自分に合いそうなことがあれば、ぜひ実践してみてくださいね!
最後に、私の尊敬していた担任助手の先生が、この時期に私にかけてくれた言葉を皆さんに紹介して、このブログをしめたいと思います。
“諦めるには遅すぎる”
有名なのは、諦めるには早すぎるという言葉ですが、これは遅すぎるでしめられていますね。笑
ここまで、もしかしたら、面倒になってさぼってしまったことも、受験辞めたいなって思ったことも、それぞれつらかった過去があったかもしれません。
そんな中で本当によくここまで勉強してきたと思います。
まだ点数に現れていなくても、不安で押しつぶされそうになっていたとしても、
ここまでしてきたたくさんの努力は、どこかで絶対に皆さんを助けてくれます。
“諦めるには遅すぎる”
私たち担任助手が見てきた皆さんは、ここまで、しっかり受験勉強と、自分と、向き合ってきました。
あとは、これまでの自分の努力を信じて、精いっぱいやり切るだけです。
共通テスト本番まであと1カ月。第一志望の受験当日まで約2カ月。
やり切れるだけのことをすべてやり切って、うれし泣きの合格発表日を迎えましょう。
心から応援しています。一緒に乗り切りましょう!