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2021年 2月 12日 ことだま
担任助手という仕事はポジティブな言葉を使う機会が多い仕事です。
よくよく考えてみると、こんなに前向きな仕事はそうそう無いのではないかと思うのです。
校舎では今、連日のように一喜一憂の報告が飛び交い、その度に担任助手は生徒のみんなを励ましたり或いは一緒に喜んだりと慌ただしい状況です。
そのときに使う励ます言葉、喜ぶ言葉
共通することは向日性。
前向きな気概です。
言葉には魂が宿っていて言霊といいます。
言葉そのものが持つ魂か、言葉を放つ者が言葉に乗せる魂か、どちらとも言えると思います。
自分の口から放たれた言葉は相手の耳に届くと同時に、自分の耳にも届きます。
だから他人に言い聞かせることは自分に言い聞かせることでもあるのです。
前向きな言葉は前向きな言霊を持ち、使えば使うほど先述の理論で自分を励まし鼓舞します。
この循環は正のフィードバックとして自分の性格に影響を与え、結果として前向きな気概が身につくのではないでしょうか。
だから冒頭で申し上げたように、担任助手はとっても前向きな仕事だと思うのです。
つい最近、自分のモノの捉え方や性格が前向きになったと気づき、そのときになぜだろうと考察した結論です。
この推察が的を得ているとすれば、私は前向きな気概を身につけるのに3年かかりました。
時間はかかりましたが、得難いものを身につけることができました。
裏を返せば、この仕事を続けている理由はつまりそういう事なのかもしれません。
受験勉強を頑張っている生徒のみんなも、日頃からポジティブな言葉を使うように心がけよう。
はじめは空元気になってしまうかもしれないけど、その習慣はいずれ君自身の考え方を変えて、挙げ句の果てには未来をも変える大きな力になると思います。
最後まで読んでくれてありがとう。
今日も一日よくがんばったね!(朝読んでくれている人は今日も一日がんばろう!)
担任助手4年 青島健人