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2022年 2月 18日 量より質?
こんにちは。担任助手の石川です。
いよいよ新学年が見えてきましたが、しっかりと意識は出来ているでしょうか。
みなさんは勉強するにあたって量と質どちらが大事だと思いますか?
もちろんどちらも大切ですが、勉強は質にこだわるべき、という考えを持っている人は少なくないと思います。
でも本当にそうでしょうか。
確かに受験勉強に関していえば時間は有限なので質にこだわることも必要です。
しかし、寝ないと効率が落ちるから睡眠時間は削りたくない、とか1日中なんて集中力が持たないとかいう人によくよく話を聞くと大抵の場合は勉強したくない、という理由で勉強時間を減らしています。
まず前者から考えてみましょう。
睡眠時間をしっかり取りたい、といってもせいぜい8時間くらいです。
起きて活動している時間が16時間あって、そのうち食事や入浴、身支度の時間は3時間半もあれば足りるはずです。
残る時間が12時間半。
多少休憩をはさんでも12時間は勉強する時間があります。
12時間勉強して初めて睡眠時間は削りたくない、という言葉が成立します。
そこまでやっていないなら睡眠以外に削るべきところがあるはずです。
特に新高3生はもうそろそろ勉強以外に割く時間はありません。
趣味はひとまず置いておいてあと1年は勉強に専念しましょう。
次に後者ですが、集中力が持たないから勉強しなくていい、のではなくて集中力をもたせるためにどうすればいいのかを考えましょう。
例えば、受講と受講の間に受講よりは疲れないマスターをやる、とか苦手な(嫌いな)科目と得意な(好きな)科目を交互にやる、とかいくらでも方法はあります。
質を考えるのは量を確保した次です。
充分な量を確保していないのに質をもとめてもそれはただの自己満足です。
質の高い勉強をするというのは自分に合った勉強をする、ということです。
大して勉強をしていないのに自分に合った勉強法なんてわかるはずがありません。
「やってみたけどこの勉強法は合わなかった」、「これをやったから模試で成績があがった」などの経験をして初めて自分に合ったものが分かります。
でも量をやっていなければ自分に合ったものを見つけるだけのいろんな勉強法を試す事すらできません。
自分を甘やかすのはやめてまずは量を増やすことから始めましょう。
あと数週間で春休みです。学年が切り替わるので心を入れ替えて頑張りましょう!!