ブログ | 東進ハイスクール 吉祥寺南口校 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 111

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2021年 10月 13日 リスニング、どうしたらいい?

こんにちは、担任助手2年の高橋拓也です!
もう10月になってしまいましたね。やっぱり時間は貴重だと痛感させられます。

ところで最近、リスニングの勉強法について考える機会がありました。
自分は正直いうと、英語を聴くことに抵抗がなくむしろ普段から好んで聴いていた方なので、苦労せずともそこそこの点数は取れていました。

リスニングの点数を伸ばした経験がないので、どうやったら英語が伸びますかと聞かれても「とにかく英語に触れる」としか正直答えられません(実際これが一番正解に近いと思います)。

また、自分が聞いていたのは英語と言っても洋楽とかYouTubeに載ってる英語のインタビューとかなので、大事なのは「何を聴くか」よりも「どのくらい聴くか」だとも思います。

実際、リスニングの相談をしてくる生徒の大半は、英語を聴いてすらない状態であることがほとんどです。

だからまず、なんでもいいので英語に触れましょう!!!
自分の興味のある内容の英語がおすすめですよ。聴いてて飽きないし、ハードルも低めなので毎日触れることができるので。

あと、余裕があったらシャドーイングまでできるといいですね。
自分はよく洋楽歌っていましたが、これが一番点数に結びついていると思っています。

will か would か迷ったりすることありませんか?
自分の口で発音してみると、sがついてるかどうかみたいな微妙な違いにも気付けるので、よりリスニングの能力が上がりますよ!

2021年 10月 12日 二次過去問が解けないあなたへ

金木犀の香りが漂う季節になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回のテーマは「二次過去問が解けないあなたへ」ということで、

単元ジャンル別や第一志望校対策演習で、思うように点数がとれないとき、

どう解決していけばいいのか、一つの方法を提案したいと思います。

 

ズバリ、【基礎に立ち返ること】です。

 

勇気がいるかもしれません。応用問題を解くべきだという時期に、基礎の問題をやり直すのは。

しかし、急がば回れ、です。

私自身、過去問や単元ジャンルであまりにわからない・穴だらけの分野が出てきたときは、学校で配られた問題集に立ち返ったり、大問別演習をやりこんだりしました。

そうして基礎を固めれば、つっかかっていた部分もすんなり理解できるはずです。

基礎に立ち返ること、これを忘れずに、これから受験まで走りぬきましょう!

担任助手1年 中村

2021年 10月 11日 併願校選びのススメ

こんにちは。担任助手一年の森田です。共通テストまで残り100日を切り受験生の皆さんもいよいよ試験本番が近づいてきたなと思い始めてきた頃ではないでしょうか。

 

今回は皆さんに森田のおすすめする併願校の選び方についてお伝えしたいと思います。

第一志望校の対策をするのが一番大事なのは言うまでもありませんが、まだ併願校が決まっていない人はそろそろ考えなくては行けない時期かと思いますのでぜひ参考にしてみてください!

今回紹介する選び方は三つあるのですが、森田の中では数字が若い方が優先順位が高くなっています

 

①自分が学びたいことが学べる大学学部を選ぶ

まず第一に優先すべきだと思うのは自分がやりたいことのできる大学学部を選ぶことです。大学に進学すれば少なくとも4年間は決まったことについて学ぶことになります。貴重な4年間を捧げるのに値する大学学部を選ぶことは当然でしょう。また自分のやりたいことのできる大学学部なら併願校対策をする上でのモチベーションの維持もしやすいでしょう。

②第一志望校に似た形式の問題が出る大学学部を受ける

大学受験において一つでも合格を勝ち取ることは大きな意味を持ちます。もちろんどこにも受からなければもう一年勉強するしかありませんし、もしどこか合格した上でもう一年頑張るとしても一つでも合格した大学があれば心に余裕が出ると思います。そのために第一志望校に似た問題が出る大学学部を受験することは沢山の時間を割く第一志望校に向けた勉強が併願校にも生きるため大変コスパがいいです。とにかくどこかに合格したいと言う気持ちがあればぜひ様々な大学の過去問を手に取ってみてください。

③試験日から選ぶ

受験をする日は我々が決められるものではありません。大学側が決めた日程に沿って受験校を選ぶしかないのです。その中でどうしても受けたい大学学部の試験日程が被ってしまったり、何日も連続で受験が続いてしまうことがあります。しかし何日も受験が続くと心身の疲労から本来のパフォーマンスを発揮することは難しくなります。ですからバランスよく受験日程を組むために、試験日から受験する大学学部を選ぶことも有効な選び方だと思います。

 

最後に昨年の森田の併願校の選び方についてお話ししたいと思います。

本当は①の選び方をしたかったのですが、併願校として候補に上がった自分のやりたいことができる大学学部の受験は試験日時が第一志望にあまりに近かったり、問題形式が離れていたために断念しました。第一志望校対策に必死で併願校対策にかけられる時間があまりなかった結果このような形になりました。そして②の出題する問題のタイプが似ている大学学部から、なるべく第一志望校の受験日と離れたものを選び受験しました。

最終的に②の選び方をした大学学部はほとんど合格することができましたが、もし第一志望校に受かっていなければあまり興味のない学部に行くことになっていたと考えると今では少し後悔しています。

皆さんは是非公開の残らないような併願校選びを目指してみてください!

2021年 10月 10日 復習と再現性~受講・演習を最大限活用するために~

こんにちは、2年の植松です。最近寒かったり暑かったりよくわかりませんが体調には気をつけてください

 

今回は受験学年にも低学年にもタメになることを書きたいと思うので、長くなるとは思いますがよかったら見てください

 

受講や演習をする際に、復習をすると思いますが、

何を目的にしていますか?

 

 

どこまでやったら、復習はもうそれ以上しなくてよい、といえるのでしょうか。ここが見えないまま復習しても、大沼にハマってしまいます。

 

ときどき生徒からも質問が来ますし、「もっと復習に力を入れよう!」「この期間は復習の期間にしよう」…などなど言われ、その重要性は何となくわかっていても、復習について考える期間もないまま、なんとなくやってしまっている人もいるかもしれません。

 

 

 

ちょっと一回考えてみましょう。あなたはどこをゴールにしていますか?

 

 

 

 

 

 

自分が思うに、復習のゴールはその再現性にあると考えています。

 

では再現性とは?

 

 

「本番で同じ解法・同じ手順を踏んで、正答にたどり着くことができる」ことを再現性といいます。

 

 

ややこしい言い方をしたので、具体的に説明します。例えば、英語の長文読解の受講をしていたとします。

受講の中で説明されたことが、

①その文章を解くために必要な単語

②必要な文法

③読解の方法

の3つだったとします。(実際にはもっと複雑だと思います)

 

復習の際はそれらをすべて吸収することがまず大事です。

しかし、ただ文章を丸暗記したり、答えを覚えるだけではなく、

①単語→他の文章の中で出てきても、瞬時に訳が出てくる。

②文法→どんな問題形式でもその文法をこたえられるようになる

③読解→どんな長文でも、同じような読解の方法を用いることができるくらい脳に沁み込ませる などなど…

 

 

 

大事なのは、模試や本番でも、同じようなことができるか?ということです。

砕けた言い方をすれば、模試や演習でも、その授業の先生が隣にいるような感覚で解くことができる、とか、自分が模試の解説授業を任されている、くらいの気持ちでやるといいでしょう。

 

 

ここまでは特に受講に絞って話ましたが、これは単元ジャンル・過去問等の演習にもいえます。

 

解説授業や赤本での解説を、暗記するのではなく吸収してください。「この年度・この年度だけじゃなくても使える解法や考え方はあるかな?」ということを常に考えてみましょう。必ず得られるものが増えます。同じ量問題を解いても、成績の伸びに差が出るのは、質=得るものの量、の差です。

 

 

植松は高3の特にこの時期、通期講座のテキストをもう一度引っ張りだしてきて、それを見ながら問題を解くということをやっていました。そうすると、受講のどの部分が何に繋がっているかが明確にわかって、なおかつ自分が受講のどの部分が理解できていない・身についていないのかがわかり、より本番までの道筋が明確になりました。

 

 

時期的に、これから二周目をやる人も増えてくると思いますが、そこでも考え方は同じです。

暗記するところは最低限にして、そのプロセスが正しいかどうか、ということを確認しましょう。

特に運動部だった人は、自分のフォームの再確認をしているのだと考えてくれればいいと思います。(文化部・帰宅部の人はごめんなさい)

 

 

 

 

ここまで長かったですが、読んでくれてありがとうございます。受講や演習を本当の意味で自分のモノにするために、「再現性」というキーワードだけでも頭の片隅においていてもらえると嬉しいです。何か聞きたいことがあれば、是非校舎で植松に話しかけてくださいね。

 

 

 

2021年 10月 9日 答案を丁寧に書こう

こんにちは、1年担任助手のオスカーです。本日は90%理系向けの話をします。

早速質問です。数学で自分の考えを記述する際、どのようなルールに基づいて行っていますか?

今の質問を読んで、1から10までマイルールを説明できる人もいればケースバイケースだという人もいるものと思います。私はマイルールを作り、それに従って記述することを強く勧めます。

元々、今回このテーマを取り扱ったのには理由があります。受験生のグループミーティングで毎回計算演習を出して、丸付けを行い返却するという動きを最近取り入れました。すると、担当生の記述の欠点が見えるようになりました。欠点は人によりけりですが、最も強く感じたのは、記述における秩序のなさです。以下に代表的な3点を挙げます。

1 数式しか書いていない
未知数を文字に置き換えて立式することはよくあると思います。その文字にどのような意味があるのかを宣言せずとも自分は問題なく意味を読み取れると思います。しかし、採点官の立場に立った時、自分なりには意味のある文字は宣言をしないことで訳の分からない文字として採点官の目に映ります。

2 細かい式変形を全て記述する
これは無意識にしている人も多いのではないかと思います。計算過程を見せなければ減点されると思い全過程を丁寧に記述する人。採点官にも採点基準というものがあり、どんなに頑張って式の行数を増やしても点は貰えません。過程として残すべきものはその状況における最もきれいな形です。以下に極端な例を示すのでそこでイメージを掴んでいた抱きたいです。
(a+b)^2を展開する時…
ダメな例;
(a+b)^2=(a+b)(a+b)
=a^2+ab+ba+b^2
=a^2+2ab+b^2
良い例;
(a+b)^2= a^2+2ab+b^2

3 字が丁寧でない
急いで記述するあまり丁寧さを欠く人は非常に多いです。ここで注意して欲しいのは字をきれいに書こうと言っているのでなくあくまでも丁寧に書くことです。自分は字が汚いからと匙を投げるのでなく、採点官から誤読されないよう丁寧な記述を心がけましょう。

私は受験生時代上3つに加えて、回答の方針をはじめに日本語で軽く記述することで計算ミスが起こっていても最後までの見通しは立っていたというアピールをして少しでも点を稼ごうと意識していました。

本日紹介したマイルールは自分に合ったものを作ることでミスを減らしたり見直しがしやすかったりといいことだらけなので是非これからの記述で心掛けるようにしてください。

吉祥寺校担任助手 オスカー