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2021年 6月 5日 マルチタスクな人
こんにちは。担任助手2年の高橋拓也です。
蒸し暑い日が続きますね。ジメジメした天気は嫌いです。
突然ですが高校三年生の皆さん、共通テストの過去問は捗っていますか?
恐らく、ほとんどの人がまだ始めたばっかりで、大半が終わったという人はほんのひと握りだと思います。
受講がまだ終わっていなかったり、復習がまだまだで過去問解ける段階になかったり、過去問を解いたら解いたでその復習に追われたり、、この時期、いっぱいやる事ありますよね。過去問という未知の領域に足を踏み入れるので、負担はかなり大きいかと思います。
他にも学校行事や定期テストがあったり、模試があったり。全てを両立するのは大変です。
ただ、だからといって過去問をやらないわけにもいかないですよね。
少し視点を変えて、皆さんが大学生や社会人になった時のことを思い浮かべてみてください。
少し想像するのが難しいところもあるかと思いますが、大学生になればだいたいの人はアルバイトをします。
私も、東進で担任助手として働くアルバイトの一人ですが、実に色々な仕事があります。
その他に、大学の授業や課題があり、私生活のこともあり、全てを両立するのはなかなか大変です。
このように、高校生の受験勉強だけでなく、色々なことを同時並行で進めていく(≠同時に複数の作業を進める)ことからは逃れられないのです。
ではどうしたらいいのでしょうか。
私は、「手帳にメモをする」のが良いと思います。別に手帳じゃなくてもスマホだとかカレンダーだとかどれでもいいと思いますが、自分が1番使うモノにメモをする習慣があると、キャパが増えた感じがします。
なにか進めなければいけないものが進まないのは、忘れてしまうことが1番の原因じゃないでしょうか。他に沢山やることがあって、宿題をやらないといけないのを忘れていた。だから提出期限に間に合わなかった。
人間誰しも物事を忘れます。忘れてしまうのは悪いことではありませんし、普通です。
しかし社会に出ると、「忘れた」では許されなくなるのです。そこで、自分が頻繁に見るものにメモっておけば、仮に忘れていたとしても思い出すことができます。
これから先、受験生の皆さんはやらないといけない事がたくさん出てきます。例えば二次私大過去問、併願校対策、弱点補強、記述の練習等。パッと思いつくだけでもこんなに出てきます。
一日一日を勉強に捧げるだけでも大変なことなのに、その内容まで工夫するのは容易にできることではないですが、それを必死に乗り越えた人が受験を制します。
応援しています。まずは共通テスト演習、がんばれ!!
2021年 6月 4日 一生ものの学びを得よ
最近、読書、マンドリン、手芸、お菓子作りと今までにハマったことのあるものが一気に再燃してきて、特にこれと言ってイベントもないのに忙しくなっている担任助手2年の石川です。
2年目になった途端、書くネタが思いつかなくなってどうしようかなあと毎回迷います。
今日はゆるーく学びってなんだろう、ということを考えてみよう、と思ったは良いものの、話を広げられる気がしなくて、とりあえず辞書で「学ぶ」を調べてみました。
1.勉強する。学問をする。
2.教えを受けたり見習ったりして、知識や技芸を身につける。習得する。
3.経験をすることによって知る。
4.まねをする。
(デジタル大辞泉 小学館)
まあ、大体思った通りの意味が出てきました。
辞書で意味を調べてしまうとまあそうだよなあ、と納得してしまうのですが、
何もない状態で「学び」って何ですか?
と問われたら皆さんは何と答えますか?
おそらく、勉強すること、と答えるのではないでしょうか。
しかし、実際には勉強のみを指しているのではありません。
どんな分野のものであれ、知識や技芸を身に付けたらそれは「学び」です。
まねをすることも「学び」なのです。
私は、小学生の時、興味のままに本を読んだり、遊んだり、調べたりいろいろしていました。
当時は特に何とも思っていなかったことですが、今となってはそれこそが真の「学び」ではないか、と思うのです。
中学、高校、と過ごすうちに「学ぶこと=辛いこと、つまらないこと」としてしまっていました。
では、小学生の時の「学び」と中学生高校生の時の学びと何が違うのでしょうか。
ずばり、それが一生ものであるかどうかだと思います。
最近一切触れていないのにずっと覚えていること、細かいことは覚えていないけど考え方は覚えていることってありますよね。
それが一生ものってことです。
じゃあ、一生ものになるかどうかの違いは何でしょう。
それは楽しんでいるかどうかです。
勉強は楽しんだもの勝ち!!
楽しんだもの勝ちと言われても、、、と思いますよね。
かくいう私も全ての科目を楽しんでいたか、と言われたらそんなことはありません。
受験期に純粋に楽しい、と思っていたのは世界史のみです。
全ての科目を楽しんで勉強しろとは言いません。
でも、何か興味を持てる科目を見つけてください!
受験期のちょっとした息抜きになるし、ただ辛かった受験、ではなく、充実した学びを得た受験になります。
もちろんこれからの受験生活、悲観することもあるでしょうが、少しでも楽しんでくださいね!
2021年 6月 3日 No pain no gain
こんにちはみんなさん、進士凱一です!
まだ私のことを知らない人はいると思いますので軽く自己紹介させて頂きます。
私は慶應義塾大学の法学部・政治学科に所属する進士凱一と申します。私は16年間海外に住んでたので日本語は変とよく言われます。なのでこのブログを読んで理解できなかったら心配不要です、私の日本語が問題であります。
さて、本題へ行きましょう。
あれ?なんでタイトルは英語なの?こいつかっこつけてんの?などの様々な疑問があると思います。なんでこのタイトルにしたのかというと、かっこつけるためではなく、これからの長い人生を送るときに覚えてほしい台詞だからです。「No pain No gain」は日本語に直訳をすると、「痛みなくして得るものなし」になります。要するに、なにかをマスターしょうとするときに痛みを感じてないということは何も得てないということです。その痛みは古拙などの物理的な痛みをもちろん含んでます。例えば、柔道をマスターするために指先から血を出すぐらい練習しないといけないやサッカーをマスターするために足元が豆をできるまで走れないといけないなどの痛みを感じないといけないのです。
しかし、その痛みは物理的に限らず、精神的な痛みも含めてます。
例えば、平日に勉強をがっつりやってて、ようやく土日が来たから友達と遊びたいや、テレビ見たいなどのやりたいことはたくさんある。しかし、受験が近づいているから、そのせっかくな暇な時間も勉強に使えないといけないということになります。
こういうシナリオは今の受験生にとってあるあるではないかと思います。そして受験を経験した人間として、この気持ちは十分わかります。こんなに勉強してまだ足りていないの?とか、部活は忙しいから勉強あまりできないなどの問題点はみんながあります。そしてみんなが感じている痛みは全然違います。
でも、一つ重要な点は努力が生じる痛みは死ぬまでいつもあるものだということです。私はまだ18歳なのですが、受験がようやく終わって、大学に入って楽な生活を過ごすのを期待しましたが、期待した通りそうではなかった。人間関係や大学の勉強やサークルと部活などの新たなハードルがいつも現れます。そしてそのはーどるを乗り越えるために痛みを感じないといけないのである。
よって、人は人生を歩むとき新なハードルはいつも現れるし、そしてそれを乗り超えるために何かしら痛みはいつも生じるのです。だから今の時期は高3生にとって苦しいだと思いますが、我慢して目的を達成するために頑張りましょう!
2021年 6月 2日 全統が近づいてきました!
こんにちは!担任助手1年の中嶋です!
今日から対面授業が再開し約1か月ぶりに大学に行きました!初日から実習があったのでヘトヘトです、、、(笑)
さて全国統一高校生テストまで2週間をきりました。計画的に学習は進んでいますか?
模試までに取り組んでほしいことについてお話したいと思います。
①目標点数を決める!
意外とやっていない人も多いのではないでしょうか。前回の模試より頑張る!努力する!では曖昧です。
どの教科のどの大問で何点取れるようにするのかまで決めてください。受験生のみなさんはもちろん、低学年のみなさんも決めるようにしましょう。もし自分だけで決められない人がいたらぜひ担任助手に相談してくださいね。
②逆算思考で計画を立てる!
これは模試だけに限った話ではありません。特に夏を迎えると第一志望校の過去問対策やその他の演習など、1日のうちにやらなければならないことが山積みになります。本番までの残された時間で、一点でも点数を上げるためには何の科目のどの範囲の勉強をすればよいのかを常に意識して勉強しましょう。今から意識を変えられるかどうかが点数に直接響いてきます。
模試直前は、特に苦手分野の復習に力をいれてください。私は一問一答で化学などの知識の再確認を重点的にしていました。覚えていなかったところは付箋に書いて手帳などよく使うものに貼ることでいつでも見れるようにしていました。
模試までまだまだ時間はあります。前回の自分を越えられるように頑張りましょう!
2021年 5月 31日 答えのない学び 私の挫折体験談
私は大学2年生の時に、医学の研究を体験してみたいという好奇心から、大学院の研究室の門を叩き、約2年ほど基礎医学研究をさせてもらった経験があります。
私が所属したのは病理学講座でした。病理学とは、細胞や組織の色・形を見て病気を診断する学問です。観察しやすくするために鮮やかな染色で細胞を染めるので、顕微鏡を覗くと派手な異世界が広がっているのです。
素人目に見てもその光景が「綺麗だな、面白そうだな」と思えたので、この講座にしようと決めたのでした。
研究を始めるといっても自分一人で何もかもやるわけではありません。先生方に指導していただきながら、与えてもらったテーマを通して研究のイロハを学んでいきます。
私は幸運にも親切で非常に指導熱心な先生にお世話になることができました。
その先生は脳神経が専門で、私は先生の研究の一部分をやらせてもらうことになりました。
マウスの脳を使い精神疾患の原因となる遺伝子と脳領域を探す研究です。
研究を始めてしばらくしてから、ある壁にぶつかりました。
最初の数ヶ月は実験の方法やコツをとにかく覚える作業が続くのですが、それらを一通り覚えると、次は主体的・論理的に実験の方針を考える力が必要になってくるのです。
この「主体的・論理的に考える力」が自分でも情けなくなるほどに足りなかったのです。
研究は当然ながら、未知のものを解明する作業です。未知のものを探究するには、未知と既知のボーダーラインを把握しなければなりません。
これは教科書を読むだけでは足りず、最新の論文を自分で探して読む必要があります。誰かが読むべき論文を提示してくれることなどはありえず、自分で主体的に探し続けなければなりません。
まだわかっていないものを、いかにして解き明かそうかと考えるとき、その思考は極めて論理的でなくてなりません。仮説を立てて、実験し、結果を元に考察してまた仮説を立てる。一方、日常生活でいつも私たちが無意識にしている論理的思考のほとんどは、単純に物事と物事のつじつまを合わせる作業です。
そう考えると、研究で必要な論理的思考は、日常生活のそれとはだいぶ性質が違うように思えるのです。
これまで義務教育と受験勉強を通して、答えがあることが当たり前の生活をしてきた自分にとって、この「主体的・論理的に考える」作業が本当に苦痛でした。慣れないし、面倒くさいし、正解がわかっていない状況がとにかく嫌でした。
研究方法とそのコツを覚える、いや暗記する作業までは皮肉なほど順調だったのです。
答えのない学びに対して、自分の能力不足を痛感しました。
受験勉強でロボットのように暗記を繰り返し、答えのある問いを解く作業しか知ろうとしなかった結果です。これではAIの方が存在価値があるのではないかと悲しくさえなりました。大学に入るための受験勉強とはなんだったのか、反省せざるを得ません。
かといって当時受験生だった自分が、この事実に気づいて勉強のあり方を変えられたかといえばおそらく難しいでしょう。
一寸先は闇の受験生ですから、やはり目の前の問題を解くことに精一杯だと思います。
残念ながらセンター試験から共通テストに変わった今も尚、大学以降求められる思考力を養えるような問題はほとんどないと個人的には思います。
推論・考察・表現力を重視しているようですが、また少し違うような気がします。
近い将来、ぶつかるであろう壁に対し、受験生ができるささやかな準備は何か
もし当時の自分にアドバイスできるとしたら、夢・志を高めるイベントにたくさん出席しようと言いたいです。
例えばトップリーダーと学ぶワークショップは各界の最前線で活躍する人がお話をしてくれます。未知と既知のボーダーラインを垣間見る絶好の機会だと思いませんか?イベントの中ではワークショップがあります。高校生同士で答えのないテーマについてディスカッションする貴重な機会です。まさに主体的に考える練習となるでしょう。
グループ長会議はどうでしょうか。どうしたらグループミーティングのメンバーがみんなで一緒に頑張れるか、論理的に考えて行動に移すきっかけになります。
今みなさんが一生懸命書いている志作文は?
高校生の時に描く将来像は、不確実で抽象的です。基本的に若ければ若いほど今を生きるのに一所懸命ですから、仕方のないことです。
しかしあえて目線を遠くに置き、じっくりと自分の志に向き合う時間は必要です。その時間が主体的に考える時間そのものだからです。
受験生は試験が近づくにつれて次第に忙殺されていき、いろいろなものを削っていくことになります。しかし本当に大事なことは、目の前にある問題集を解くことだけではありません。先に挙げたようなことたちも、回り回って大学に入ってから自分を助けます。
是非それを忘れずに、積極的にイベントに参加してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
担任助手5年 青島健人