ブログ 2021年01月の記事一覧
2021年 1月 23日 共通テストがうまくいった君へ
こんにちは!
まずは共通テストお疲れ様でした。
今年は初年度ということで形式が読みずらい中、本当によく頑張りました。
今日は共通テストがうまくいった生徒向けにブログを書きます!ぜひ最後まで読んでください。
いきなりですが
共通テストがうまくいって気持ちが以前より入らなくてなった
なんて状況に陥っていませんか?
正直に言います。このままでは絶対に第1志望校には受かりません。。
共通テストは全受験生が同じ日に受けるテストなので、その性質上周りも盛り上がり当然気持ちも上がります。
しかし2次はそうはいきません。もう一度なぜこの大学に行きたいのか、しっかりと考えて気持ちを切り替えてください。
なぜここまで強く言うかというと、私自身センター試験がうまくいき、その後気持ちが入りにくい期間を過ごしてしまったからです。
ある程度の大学はセンター利用で合格がきまり、ホッと一息ついた瞬間に受験の厳しさにあたりました。
今考えるとなぜあの数週間頑張れなかったのか、悔いても悔いきれない思いがあります。
しかし悔いるだけでは私の仕事が務まらないため、自分なりに分析した”共通テスト成功後の落とし穴”について記載します。
・全員が明確な日程に足並みそろえていける共通テストと違い2次は一人で気持ちを上げなければいけない。
・共通テストはたかが”基礎問題”の集まり。2次では取れて当たり前の範囲な上、2次では”応用問談”も多くでる。
・”浪人”という今まで肩に乗っていた重りが取れ安心してしまう。
この3つに翻弄され、あと一歩で夢の第1志望合格を取り逃してしまうようなことには絶対にならないでください。
幸い、共通テストがうまくいったということは基礎がしっかりできているという証拠です。
あとは残りの時間を使ってどう応用問題、大学別の傾向に慣れていくかが重要なので寒い日が続きますが、最後の最後まで毎日登校をしましょう!
必ず第1志望に受かってください。
2021年 1月 22日 「受験をする」ということ
こんにちは!担任助手1年の佐藤杏美です!!
共通テスト当日から一週間が経とうとしていますがみなさまいかがお過ごしですか?
受験の山場を目前に、一人一人が心行くまで勉強と努力を重ねていることを願います!
ところで、今日はタイトルの通り、「受験をする」ということについて考えてみたいと思います。
今は迫りくる入試本番に耐えきることで頭がいっぱいかもしれませんが、受験を終えて1年が経とうとしている私が、この一年間みなさんと一緒に受験を戦っていて感じたことや、実際に去年受験をしながら考えていたことと一緒に私なりの考えを共有してみたいと思います。
受験にいまいち身が入らない低学年の方や、共通テストで燃え尽きそうになっている受験生の皆さん!必読ですよ!!
まず、日本ではいったいどれくらいの人が「受験をする」という選択をしているのでしょうか?
正解は、二人に一人です。
意外と少なくくないですか?日本人の約50%は受験をせず、大学に進学しないのです。
そんな中みなさんは「受験をする」という選択をしたのですね。一体なぜでしょうか?是非一度考えてみてください。
将来やりたいことがあるから、親に言われたから、行きたい大学があるから、などなど、それぞれ皆さん理由があってこの選択をしたはずです。
世の中には「受験をしない」という選択もあるのに、みなさんはその選択をしなかった。自ら「受験をする」ということを選んだのです。
受験が苦しくて迷った時は、是非この現実に立ち戻ってみてください。選択したからにはどうか全力で頑張ってください!
ところで、「若いうちは苦労は買ってでもしたほうが良い」という言葉がありますが、みなさんはどう思いますか?
私は正直この言葉が苦手です・・・。できれば楽しておきたい、要領よくやりたい、辛くないように、と考えがちな性格なのです(笑)
でも、そんな私もみなさんと同じく、自分で受験という道を選び、苦労をしました。
高1の春に一念発起で医学部を目指して予備校に入り、毎日校舎に通って朝から晩まで勉強しました。
すごくつらかったし、涙が枯れるまで泣いた日もたくさんありました。まさしく「苦労」というやつだったと思います。
当時は「こんな思いはしないほうが良い」と思っていました。学力で競うという今の入試制度をつくった人を恨んだこともあったし、自分を受からせてくれないような大学は無くなってしまえばいい、と第一志望の大学を本気で呪ったこともありました。病んでましたね(笑)
でも、そんな地獄のような苦労の日々を振り返って私は、「受験をする」ということを経験しておいてよかった!と心の底から思います。
なぜなら、得たものがあまりにも多いからです。
限られた時間の中でやるべきことに優先順位をつけてこなす能力、思うような結果が得られなかったときのメンタル回復メソッド、つらいときに支えてもらった家族や友人、東進のスタッフの方との関係性、嫌なことから逃げない忍耐力など、挙げれはじめたらきりがありません。
これらはどれも「受験をする」という選択をしていなかったら得られなかったものだと思います。
「受験をする」という選択以外もある中、この選択をしてよかった、と私は思います。
しかし、あの地獄の日々をこんな美談のように話せるのは、私が「受験をする」という選択の後、「合格する」ということができたからです。
もし私が去年合格することができずに浪人していたら、きっとあの時の私の苦労は今もただの苦労のままだったでしょう。
後悔と自分のつらい一年間の記憶と結果を背負ってまた新たな苦労を重ねていたはずです。この未来もほんの一寸先にあったはずです。
苦労は報われてこそ価値があり、自分に多くのことを気づかせてくれるのです。
受験生の皆さんは今のつらい日々をただの苦労として終わらせてしまうことのないよう、残りの日々も全力で頑張ってください!
低学年の皆さんは、今のうちからたくさん苦労と試行錯誤を繰り返しながら受験に向き合い、「受験をする」ということの意味を自分なりに見つけられるよう努力を重ねましょう!
最後に!
受験の苦労が一番報われるのは間違えなく合格の瞬間です!
全員が味わうことのできないものだからこそ、得た時の喜びもひとしおです。
「自ら選んだ受験の道に最後まで耐え抜き合格を勝ち取った」という事実は必ずその後の人生において大きな自信になります。
まもなく訪れるその瞬間を心待ちにしながら、受験生の皆さんは頑張ってください!本当に心から応援しています!!!
長いのに読んでくれてありがとうございました!
2021年 1月 20日 逃げ癖だけはつけるな!
こんにちは、担任助手の山中です!
共通試験も終わり、大学受験もラストスパートですね!
月曜日の出陣式では話しましたが、ここからはいかに直前期特有の自信喪失をせず、自信を保ち続けられるかの勝負だと思います
そこで今日は僕から皆さんに一つだけ、伝えたいことがあります
それは「最後で手を抜く奴は何も頑張れない」
言い換えると、「八割の努力で満足する人間は今後も八割の人生しか歩めない」ということです
この直前期、誰しもが一番つらい時期かなと思います
周りとの差は勿論のこと、届かない第一志望校合格点、その差を埋めるには少なすぎる時間
辛いとはいいかえれば、「あきらめる理由がいくらでも作れる」ということだと僕は思います
今までの人生においてもそうでしょう、何かを目指し「つらい」と感じた時、自分の中ではあきらめるという選択肢は多数存在したはずです
例えばそれが部活なら「辞める」といった形であきらめることができますよね
受験においての諦める選択肢は多くの人の場合、「第二志望校以下への進学」もしくは「浪人」でしょう
ここで注意してほしいのが僕は何も第一志望合格しない人間がすべて妥協の元生まれている、ということを言いたいのではありません
結果として「第二志望校」や「浪人」という選択肢を選ばざるを得ないことはむしろ仕方ないことかなとも思います
けれども、「あきらめた結果として」第二志望校進学や浪人ということになってほしくないのです
最後まで全力で頑張った人間の第二志望進学は、直前期妥協した人間の第二志望進学とはまるで質が違うと思います
前者は「もちろん悔しかったけどやり切った」というある種失敗の中で成功体験を掴むことができ、後者は「結局逃げた」という単なる失敗体験を積むことになります
人間、失敗体験が面白いくらい自信喪失につながる生き物です
人生の一大イベントともいえる大学入試において単なる失敗体験を積んで終わるというのは、どれだけ自分の中で自信喪失につながることでしょうか
ここで頑張れない人間は、将来社会人になって必ず訪れる同じような局面で同じようなミスをするでしょう、断言できます
「負け癖、逃げ癖」がついているのです
汚い話ですが親に何百万と投資してもらって得たものが「逃げ癖」なんて、最悪の投資じゃないですか?
はっきり言って、そんなんなら初めから受験しないほうがよかったかもしれません
少し厳しいことを書きましたが、今少しでも「逃げよう」と思っている受験生がもし一人でもいるなら、このブログを読んで考えを改めてみてください
良薬口に苦し、難しいことは本気で取り組めば必ずいい対価が待っています
最後まで応援しています、頑張ってください!!!
2021年 1月 19日 「努力」は生涯の財産です
こんにちは、担任助手1年の片倉 悠希です!
まずは受験学年の皆さん、
共通テスト本当にお疲れ様でした!!!
皆さん本当にここまでよく頑張ってきたと思います!先月のブログにも書きましたが、ここまできたらあとはやるだけです!最後まで自分を信じて勉強し続けてくださいね!!!
余談ですが、僕がメッセージカードに記した「All is well」という言葉は
「きっとうまくいく」という意味です。
これは、ある海外映画の中で主人公がことあるごとに繰り返し言っていた言葉らしいです。
僕が好きな野球選手が、不調に苦しんだときに同じように自分に言い聞かせていた言葉らしくて、僕自身も部活や勉強でしんどくなったときは真似して呟いていました笑
でもこの言葉を言い聞かせることは、不思議なことに本当に効果がありましたね。なぜかはわからないですが、、、
みなさんも不安やプレッシャーで押しつぶされそうになったときは重く考えず、この言葉を自分に言い聞かせてリラックスしてみてください!きっといいパフォーマンスが出せると思います!!!
余談を長々と語ってしまいました笑 ここからが今日の本題です!
先月のブログで僕は「ぶっちぎりに努力しよう!」ということを皆さんに伝えました。
でも正直、「努力」って継続することは難しいですよね。特に受験や部活に関しては、勉強や練習を続けたって自分の望むような結果になるかもわからないですし、、、
「努力は必ず報われる」という言葉もありますが、この言葉に関して是非があるのも納得できるかなと思います。
この言葉の評価について僕自身が一番感銘を受けたのは、イチロー選手が「努力は報われますか?」という問いに対して発した返答です。以下で全文をあげておきます。
「報われるとは限らないですね。
もっと言えば、努力と感じている状態ではまずいでしょうね。
その先に行けば、きっと人には努力に見える、
でも本人にとってはそうでないという状態が作れる。
そうすれば勝手に報われることがあるんです。」
重い言葉ですね笑
でもこれが、僕が高校生活を通して感じたことに近いような気がしてます。
(以下、自分語りみたいになっちゃいますが、暇な人はみてやってください笑 勉強の話だとうざいと思うので部活の話にします。)
高校3年生の春の都大会2回戦、完全に僕ひとりのせいで負けました。
失点につながるミスを2つしたうえ、チャンスではすべて凡退。
あれほど悔しい思いをしたことはなかったです。
家に帰って一人になってから、死ぬほど泣きました笑
後にも先にも、あそこまで悔しくて泣くということはないと思うぐらい泣きましたし、もう野球なんて辞めてやろうと思った瞬間もありました。
でも、そのときの自分を讃えたいのは、「すぐに前を向けたこと」です。
その日の野球ノート(日記みたいなやつ)に「夏の大会までほかの誰よりも練習して、必ずチームを勝たせるプレイをしてみせる!」って書いたのを今でも覚えています。(このブログ、高校の部活の友達とかも見ているので恥ずかしいですけど笑)
そこからは死に物狂いで練習しました。勉強と休息以外の空いている時間は全て野球に捧げたと思います。
当然最初の方は結果はついてきませんでした。ゴールデンウィークとかは本当に打てなくて、絶望のどん底にいた記憶があります。
それでも全ては夏の大会でいい思いをして引退するため、ひたすら練習し続けました。イチロー選手じゃないですけど、あの時の自分には「おれ、努力してるな」なんて感覚は微塵もなかったです。
うまくいかないときは「練習が足りていないだけ。もっと練習して、絶対に夏はいい思いをする!」と思い込んで、とにかく前だけ向き続けました。正直なところ、チーム内だと他の誰よりも練習したという自信はあります笑
そして夏の大会、本当に自分でも全く考えていない形で「努力が報われた瞬間」を感じることができました。チームを勝たせるプレイができたのかはわかりませんが、自分にとっては一生忘れられない思い出の瞬間を刻むことができたと思います。(まあ、夏の大会自体が本当に楽しかったので、試合中の全ての一瞬一瞬が僕のかけがえのない思い出ではありますが。)
チームとしては、目標だった神宮球場と甲子園には届きませんでしたが、最後の試合も全国トップレベルのチームと最高の勝負ができたので、上記の瞬間以外も、夏の大会は本当にいい思い出になりました。
野球に関してはチームスポーツなので、個人の頑張りが全てではないですが、いま高校野球を引退した身となってと振り返ると、「努力が報われたんだな」って思います。
といった具合で長々と自分語りをしてしまったわけなんですが、結局何が伝えたいかというと
「今の努力は報われないかもしれないけど、
自分にとってはかけがえのない財産になる」ということです。
(僕の高校野球生活の場合は、たまたま「結果」という目に見える形としての財産も得られたというだけです。そこに至る過程の一瞬一瞬も、それに負けないぐらいの財産です。本当に!!!)
いまひたすらペンを動かしている一瞬一瞬が、後々になって振り返ったときに、たとえどういう結果になったとしても自分の一生涯の財産となっていることでしょう。
ここからの1ヶ月、しんどい時期だと思います。「この努力が報われるのか」と不安になることもあるでしょう。
しかし厳しいことを言えば、そんなことに感傷的になっている時間がもったいないし、ここまでの勉強量が「努力」と呼ぶにふさわしいかどうかを判断するのは受験が終わった後の自分です!!
いまは目の前の一問一問に全力でぶつかり、ただひたすらにペンを動かす。そうすればきっと3月には、ここまでの勉強の軌跡が自分にとってかけがえのないものになっていることでしょう!
先月も言いましたが、
試練は乗り越えるためにあります。
「試練や挫折を経験し、そこから這い上がる」という経験をしていない人間は、いざというときに弱いです。
でも皆さんは受験勉強というものを通じて絶対に一度はそういうものを経験してきていると思いますし、それこそが受験勉強をすることの意味だと、個人的には思っています。
なので皆さんは強いです!!!そこは僕が保証します!
残りの受験生活も本当にあとわずかとなりました。
ゲームセットの最後の一瞬まで、とにかく前だけを向いて突き進んでください!応援しています!!!
2021年 1月 18日 僕の受験勉強は同日模試から始まった
共通テスト(当時はセンター試験)の同日体験模試には
忘れられない思い出がひとつあります。
高校2年生の冬
僕はまだ部活に集中していて
東進にはグループミーティングの日だけ来るような
受験生とはまるで言えない生徒でした。
だから成績にも自信が無くて
その現実が露呈するのが恥ずかしくて
模試はほとんど受けずに過ごしていました。
でも同日模試だけはみんな受けるし
担任助手も絶対受けろ!と圧力をかけてくるから
渋々受けることにしたのです。
その年の同日模試は早稲田の戸山キャンパスで実施されました。
初めて大学という施設に立ち入ったので戦々恐々
わけのわからないまま模試が始まりました。
その日の模試は長かった、、
受験で使う全ての科目を受け(させられ)て
会場から出た時は真っ暗
グループミーティングの友達と傷を舐め合いながら
高田馬場駅まで歩きました。
悲劇は帰宅後に起きました。
担任助手から自己採点をしろと帰宅した瞬間に電話で釘を刺され
初めて自己採点という行為に至りました。
数学ⅡBを採点したとき
めくってもめくっても丸がつかず
ペケまみれの18点を得ました。
もはや確立の壁を越えました。
鉛筆を転がした方が高得点なんじゃないかと
思ったくらいです。
この瞬間、雷に打たれたんですね
このままじゃだめだと
自分は想像のはるか下のレベルからやり直さねばと
悔い改めました。
この日から僕は高速基礎マスターで計算演習を始めました。
それまではこんな簡単なドリル、意味ねーよと軽んじて
一切手を付けていなかったのです。
いざ取り組んでみると
自分の計算の遅さや、基本知識の欠落に気づき
まるで筋トレしている時のようなじわじわくる辛さがありました。
計算演習を始めてから2か月後の模試で
ちょっとだけトレーニングの効果が現れました。
ⅡBの得点が15点上がったのです。
それでもまだ33点なのですが、嬉しかったです。
どこかの偉い人が
“Nothing motivates you more than your own success”
と言っていたのを思い出しました。
そこから計算演習が楽しくなってきて
毎日のルーティンになり
やらないとムズムズするくらいになりました。
模試の得点も2か月ごとに20点ずつ上がってゆき
ついに本番直前の模試で81点をマークしました。
18点をひっくりかえしてやりました。
その後センター試験本番で86点をとりました。
でもついに国立大学には届かず不合格
なんとか私立大学に合格して今に至るわけですが
そんなことは今回のお話で重要ではありません。
大事なことは
・同日模試で自分の力不足に打ちのめされること
・反省して解決策を探すこと
・自分で決めたことを続け抜くこと
その結果小さな成功体験が積み重なり
ポジティブな循環が生まれるはずです。
このブログを読んだら
ちょっと高速基礎マスターやる気になりましたか?
自信を持っておススメしますよ。
模試の復習も忘れずに!
解説授業を活用してくださいね。
担任助手4年 青島健人