ブログ | 東進ハイスクール 吉祥寺南口校 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 246

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2019年 5月 12日 遠くへ行くこと

みなさんこんにちは! 担任助手の渡邉菜津美です。背中や首に当たる日差しがチリチリとして、暑さの兆しを感じます。私は一年の中で春が一番好きなので、夏は少し寂しい季節のようにも思えますね。

 

さて、卒業する担任助手の中で、これが最後のブログになります。他のスタッフの文章よりも少しかっこ悪いかもしれませんが、目に留まった人はぜひご覧くださいませ。

 

 

 

突然ですし、みなさんにしてみればちょっと気分の下がる書き出しかもしれませんが、私は自信のない人間です

 

 

運動が苦手で、そして実は担任助手のお仕事もあまり上手にはできなくて、そして何より、人とお話をするのがとても苦手でした。嫌いなわけではないのです。しかし誰かに話しかけようとすると、「この人にとって私の言うことなんて取るに足りないものなのではないか」とか、「私に話しかけられるのがうざったいのではないか」とか、そういう仕方がないことばかりを考えてしまって、せっかく思いついたことばは口の中をぐるぐると漂って、最後には喉の奥にしずんでしまいます。それでいて、人には嫌われたくないといつでも悩んでいる。こういうことが度々ありました。だから、こんな私が担任助手になってみなさんの役に立ちたいなんていうのは、少し不自然なことかもしれません。

 

吉祥寺校は生徒時代の私にとって、シェルターのようなところでした。私が話したことを担任や担任助手の先生はいつでも親切に聞いてくれたし、同級生も、すごく月並みな表現ですが優しくて、こんなにも不器用な私にまるで普通の高校生みたいに(事実、私は普通の高校生だったのかもしれませんが、人と関わるのが極端に苦手な私は自分のことを異星人で、いつも仲間に打ち解けられない生物だと思い込んできました)接してくれたのです。そういう環境で私は勉強をして、心をいつまでも支えてもらって、同じような優しさを後輩たちに分けてあげたいと思いました

 

しかし、担任助手になっても私の本質はあまり変わりませんでした。担任助手の仲間や社員の方はもちろんですが、本来頼る側の生徒のみなさんに助けられてきたと感じています。不慣れな私がグループミーティングでゆっくり考えながら話すのを待ってもらいました。模試で足りない問題冊子を走って取りに行っても、怒らないでいてもらいました(このときは本当にあせりました)。マスターを完全修得したときは、私は何をしてあげられたか分からないけれど、とってもとっても嬉しくて、相談事をされたときは、誇らしいような、切ないような気持ちで、まるで私自身が悩んでいるみたいに感じました。それは、今まで私が持っていると気づけなかった感情だと思います。

私はココに居て、依然として守られたままです

 

これは私だけの話かもしれませんが、担任助手としても学生としても人間としても未熟なまま、働かせていただきました。みなさんはこれからたった少しの時間で、新しい選択をして、新しい道に進んでいくわけです。そうでなくてもこの場所で、新しい知識をつけて、どんどん違う自分自身になっていくのだと思います。そこでみなさんに一つだけお願いしたいことは、

 

遠くへ行く決意をすることです

 

ここは未完成な場所です。私のような未完成のスタッフや、皆さんのような未来ある未完成の生徒の方が集まって、自分が自分であることについて考え、新しい自分に憧れ、成長する場所だと思います。ですからみなさんは、どうか今のみなさんの形を変えて、どんどん遠くへ、どこへでも行きたい場所へ進んでいく気持ちを固めてください

 

みなさんが将来たどり着いた場所で、「この選択をして本当によかった」と思えることを願います。

 

一年間本当にお世話になりました。

 

 

2019年 5月 11日 今までありがとうございました!

 

こんにちは!

担任助手2年のはやしえみです。

 

最近、辞めた担任助手のブログが続いていると思います。

私もこの度卒業させていただいたので、最後にブログを書こうと思います!

 

私は今、第一志望の慶應義塾大学薬学部に通っています。

いつも周りの頭の良さと、授業の進度に圧倒されています。

 

第一志望合格に至るまで、東進でたくさん努力しました。

 

210月、初めて東進で受けたセンター模試の結果はなんと

英語46点、数学と化学も20点前後

……と絶望的な点数でした。

 

それをきっかけに私は受験勉強を始めました。

それからはかなりストイックにやってたと今思います

 

 

なんでそんなに頑張れたのか。

 

 

それは、【私は絶対に受かる】という根拠のないの自信だけはありました!

 

 

生徒の中には自分が本当に受かるか自信ない子も多いと思います。

 

思うように点が伸びない。

やってもできるようになった気がしない。

 

など、不安でいっぱいな人もいると思います。

 

 

そんな人達に伝えたいのは

 

 

絶対に受かる

 

 

ということ。

 

受かるしか選択肢ないですよ。

 

やるからには受かるしかないですよ。

 

他は深く考えないでください!

 

 

そして努力した上で受かったことは、他の何にも変えられない嬉しさがあります。

 

仮に落ちたとしても、努力したという経験は自分の中に根深く残ります。

 

だからまずはがむしゃらでいいから努力してみてください。

そしたら結果は勝手に付いてきます。

 

 

努力しきる!

やりきる!

完全燃焼!

を一番の目標に受験生活を過ごしてみてください♪♪

 

 

最後に、担任助手として一年間東進にいてとても素敵な経験になりました。

校舎長、社員さん、先輩方、同期のみんな、そしてとことんかわいい生徒達!!

みんなと関われてとても嬉しかったです。

 

今までありがとうございました!

 

林映見

 

 

 

2019年 5月 10日 最後のメッセージ

こんにちは。あと8日で20歳になります。2年の野村涼花です。
今日はお察しの通り最後のブログを書きたいと思います。
最後まで読んでくれたらうれしいなあ。
さて、皆さん、東進に通っていて「担任助手ってめちゃくちゃ校舎いるな!」って思ったことはありませんか?

実際、他のどのバイトをやるよりもバイト先にいる時間が長いのが東進の担任助手だと思います。

大学生というたくさんの時間が与えられる中、東進の担任助手というバイトに時間を捧げる。

皆さんからみてこれはどう思いますか?

バイトに縛られて可哀そうですか?もったいない時間の使い方でしょうか?
もちろん、人によって考え方は様々です。しかし、少なくとも東進吉祥寺校で働いていた担任助手は

「ここに時間を使ってよかった」と思っているはずです。もちろん、私もです。
理由はたくさんありますが、まずは生徒の皆さんと出会えたことです。校舎にいけば、毎日受験勉強をしている皆さんの姿
がありました。やりたくない、めんどくさいと愚痴を言いながらも毎日校舎に来て勉強する皆さんはすごく輝いてみえまし
た。それは、私が大学生になって、何かに一生懸命になるということがなく、ただ楽に過ごしていたからでしょうね笑
 1人1人に個性があって、良いところがあって、私は皆さんからいろいろ学ばせてもらいました。

何より皆さんの笑顔に私は救われていたんです。そして、担任助手、社員の皆さんに出会えたこと。

皆さんも知っている通りみんな生徒思いの真面目で良い人達ばかりです。

こんなに素敵な出会いをくれた東進担任助手という仕事にとても感謝しています。
大学生活はどんなことでもできます。どんな大学生活を過ごしたとしてもそこに正解も不正解もありません。

いろんなことにチャレンジすればいいと思います。

しかし、やはりどんなことをしたとしても最終的に行き着くところは

「この人達に出会えてよかったな」というところだと私は思います。

だから、皆さんもそんな風に思える人達をこれからの人生でたくさんつくっていってください。

それだけで人生は楽しく、豊かなものになるはずです。
私にはまだ将来の夢というものはありませんし、やりたいこともありません。しかし、なりたい人物像はあります。それは
出会った人の記憶に残るような人になることです。
皆さんには恩師とよべる人はいますか?私には学校の先生で一人います。

その先生と関わった期間は3年ほどしかありませんが、私は一生その先生の存在や言っていた印象深いことばは忘れることはないでしょう。

私はこのように人の心に残る人になりたいです。
もちろん、恩師なんてものでなくても、この人に助けられたなとか、あの人がいてよかったな、出会えてよかったなと思ってもらえれば十分です。

そのように思ってくれる人が私が死ぬまでに何人つくれるか。
 私は生徒の皆さんのそのような存在になれていましたか?
そう思ってくれている人が一人でもいれば私はとても幸せです。
1年間ありがとうごいました。またいつかお会いしましょう。

2019年 5月 9日 目的を持つこと

 

こんにちは!こんばんは!

担任助手2年の今井香里です。

5月5日がラストの勤務で、そこからはや4日が経ちました。

今は学校と家の往復だけで、みんなに会いたいなぁと思ってしまっています。

 

さて、最後のブログということで、実はおとといくらいに全部一回書いたんですけど、なんかしっくりこなくてまた改めて書き直すことにします。

今回、私がみなさんに最後に伝えたいことは、

受験勉強を通して得られるものについてです。

 

みなさんは今志望校合格に向けて(決まっていない人もいると思うけど)勉強をしていると思います。決まっていない人にもぜひ読んで欲しいのですが・・・

みんな、人によって勉強する科目は違うと思うけど、勉強をしていますよね。

そこで私が大切にして欲しいことがあります。

それは、「自分で考えて、決定する力」です。

この力は受験勉強にも大いなる威力を発揮する上に、その後の人生においても大きな効力を発揮します。

この力の重要性に、私は受験が終わって1年間で、強く感じました。(遅いです。笑)

 

人は何かをやろうとするときに、自分にとってそれが最善または、何かと比較してより良いことだと思うからそれを選択します。今も、これから先も、小さな選択から大きな選択まで、たくさんの選択がみなさんを待っています。

その時に重要になってくるのが、「自分はどうしたいのか」「それをすることで自分はどうなるのか」ということを考えることです。

人に何か言われて、それに反発したくなるとき、わたしもあったように、きっとみんなも今までにあったと思います。それはその人の考えよりも、自分の考えの方が自分はいい、と思ったからですよね。

受験勉強は自分の能力をあげる戦いです。塾に友達がいるから頑張れることは絶対にあると思うし、それはもちろん大切にして欲しいけど、それよりも、自分で考えて主体的に行動して欲しいのです。自分で選択するという力を身につけるためには、そういう決して楽しいだけではないものに対して、自分がどう向き合うかが必要だと思います。

受験勉強をして行く上で、みなさんは自分のテスト(模試や、実際の入試)で点を取るための能力をあげる必要があります。その点だけ見たら、受験勉強はテストで点を取るためだけの作業になってしまいます。

しかし、大事なのは、そこでその目標を達成するために、何をすることが必要なのか自分で考えることです。そして、そこで考えた力こそが、今後生きていく上で重要になってきます。

なんの教材を使って勉強するにしても、それをやる目的狙いだったり、それをすることで得られる成果を自分で把握しないと、やった結果を見たとき、何が正解だったのか、自分でもわからなくなってしまいます。

「やってはみたけど、よくわからないまま終わってしまった」これが一番危険なことです。これは、受験が終わったその先にも言えていて、大学以降は今よりも自由になって、自分の時間が増えます(何もしなければ)。そこで、自分は何をするのかを自分で決めていかなければなりません。

せっかく受験勉強を頑張ったのに、大学生になったら、なんとなく、目の前のことをこなして、それに満足してしまうような大学生になって欲しくないと私は思います。

なので、自分のやっている受験勉強、自分の勉強のやり方を見直して、「なんとなく、とりあえず勉強してる、やっている」という勿体無いことをして欲しくないです。

自分なりに、自分のやり方や、やっているものに目的をもって、「自分がこうしたい、こうなるために、こういう勉強の仕方をしている」と胸を張って言えるような主体的な受験勉強をして欲しいです。

自分の行動に目的を持つことによって、自分でこの先の選択をしっかり決めきれるようになると私は信じているし、実際そうだなぁとこの一年感じてきました。

東進で受験勉強をすることを通して、自分の勉強に目的とそれに基づいたやり方を見出し、晴れて大学生になったときに、今培った力がそれが生きるような力になっていて欲しいと思います。

今一度、自分の勉強のやり方を振り返って見て欲しいです。そして、何か気づけるきっかけになれていれば幸いです。

 

 

最後になりましたが、1年間担任助手として過ごさせてもらってありがとうございました!

一人一人のみんなとの出会いが、私の中の何かを変えてくれたと思います。本当に大好きな環境でした。

なので、私も次のステージで自分の行動選択にしっかり目的を持って、進んでいきたいと思います!

一緒にこれからも、頑張りましょう!

 

担任助手2年 今井 香里

2019年 5月 7日 飯島からの最後のコトバ

こんにちは!吉祥寺校担任の飯島です!

 

突然ですが、5月をもってこの吉祥寺校を卒業させていただくことになりました。今まで本当にお世話になりました。

生徒として3年間、スタッフとして4年間、合わせて7年間この校舎にいました。

小学校よりも長い!僕自身、こんなに長くこの校舎にいることになるとは思っていませんでした。

 

ということで、これで最後のブログになるわけですが、せっかくの機会なので、僕が受験において最も大切だと思うことをお話しします。年長担任助手からの最後の言葉だと思って、読んでいただけると幸いです。

 

みなさんにとって、「大学受験」とは何でしょうか。東進に通っていると、よく「夢に向けての通過点」「第一志望合格は目的ではなく目標」といった話をされると思います。

実際、僕自身もその通りだと思うわけですが、「受験において何が一番大切か」と考えると、その答えはこれらの考え方から簡単に導けるようなものでもないでしょう。

受験を終えた受験生に残されるものは、いったい何でしょうか。すぐに思いつくのは「結果」です。それはいわゆる合否です。合否が受験の総括を大きく左右することは言うまでもありません。

しかし、受験を通して得られるものは、大学の合格や不合格、あるいは(センターなどの)試験の点数といったものだけではありません。ここではまず、受験勉強から得られる「頭の力」について話します。

数学を通して論理的に考えることを学んだり、国語を通して他者の考えや文字で書かれた世界観の解釈の仕方を学んだり、受験勉強で得られるものは単純な知識だけではなく、こういった「思考力」のような部分も大きいのです。

自分は特に受験の物理と現代文を通して、こういった頭の力を得ることができたと思っています。また、東進のスタッフは皆大学受験を通ってきているわけですが、バックグラウンド、ここでは受験の時に選択した教科(場合によっては科目)が違うと、持っている知識だけではなく物事を考える上での基盤となる「考え方」や「整理の仕方」が違うように感じることが多いです。

 

受験を通して得られるものはまだ他にもあります。それは大学受験という非常に大きな山を越えるために、様々な試練に立ち向かったという「経験」です。僕はこれが一番大切だと思っています。

たとえば、勉強が嫌いな人であれば、受験を通して「嫌いなものに立ち向かった」という経験が得られます。そして、そのうえで受験勉強をやり切れれば、それは「嫌いなものと向き合い、それに打ち勝った」という経験になります。もし仮に受験結果が振るわずとも、自分の中で「やりきった!」という感覚があれば、それは他の誰が何と言おうとも貴重な経験であり、なによりも自信を持ち、誇りに思うべきことです。

勉強が好きな人でも、長期的な計画を持ってやるのが苦手だったり、飽きっぽくて長続きしなかったりという人もいますし、メンタルがあまり強くないという人などは自分の弱さと向き合い、そこに打ち勝つきっかけとなるでしょう。

受験を経て、得られるこういった経験は、何物にも代えがたいものです。もっと言ってしまえば、受験結果よりも大切なものだと僕は思っています。

僕は受験を通して、「やれば自分でもできる」という自信を得たり、「やりきれないとこんなに悔しい思いをするのか」といった今までにない経験をしたりしました。皆さんは、受験を通して何を得たいですか。大学受験は、自分の力だけで結果を残せる最後のチャンスです。

受験の見た目上の結果、いわゆる合否は周りとの闘いで決まりますが、受験の中身、過程、総括といったようなものは己との闘いで決まります。どんな受験生活になるかは、皆さん自身次第です。

自分の弱さと本気で向き合い、大いに成長してください。皆さんの健闘を心から祈っています。

吉祥寺校 担任 飯島裕貴