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2019年 5月 10日 最後のメッセージ
こんにちは。あと8日で20歳になります。2年の野村涼花です。
今日はお察しの通り最後のブログを書きたいと思います。
最後まで読んでくれたらうれしいなあ。
さて、皆さん、東進に通っていて「担任助手ってめちゃくちゃ校舎いるな!」って思ったことはありませんか?
実際、他のどのバイトをやるよりもバイト先にいる時間が長いのが東進の担任助手だと思います。
大学生というたくさんの時間が与えられる中、東進の担任助手というバイトに時間を捧げる。
皆さんからみてこれはどう思いますか?
バイトに縛られて可哀そうですか?もったいない時間の使い方でしょうか?
もちろん、人によって考え方は様々です。しかし、少なくとも東進吉祥寺校で働いていた担任助手は
「ここに時間を使ってよかった」と思っているはずです。もちろん、私もです。
理由はたくさんありますが、まずは生徒の皆さんと出会えたことです。校舎にいけば、毎日受験勉強をしている皆さんの姿
がありました。やりたくない、めんどくさいと愚痴を言いながらも毎日校舎に来て勉強する皆さんはすごく輝いてみえまし
た。それは、私が大学生になって、何かに一生懸命になるということがなく、ただ楽に過ごしていたからでしょうね笑
1人1人に個性があって、良いところがあって、私は皆さんからいろいろ学ばせてもらいました。
何より皆さんの笑顔に私は救われていたんです。そして、担任助手、社員の皆さんに出会えたこと。
皆さんも知っている通りみんな生徒思いの真面目で良い人達ばかりです。
こんなに素敵な出会いをくれた東進担任助手という仕事にとても感謝しています。
大学生活はどんなことでもできます。どんな大学生活を過ごしたとしてもそこに正解も不正解もありません。
いろんなことにチャレンジすればいいと思います。
しかし、やはりどんなことをしたとしても最終的に行き着くところは
「この人達に出会えてよかったな」というところだと私は思います。
だから、皆さんもそんな風に思える人達をこれからの人生でたくさんつくっていってください。
それだけで人生は楽しく、豊かなものになるはずです。
私にはまだ将来の夢というものはありませんし、やりたいこともありません。しかし、なりたい人物像はあります。それは
出会った人の記憶に残るような人になることです。
皆さんには恩師とよべる人はいますか?私には学校の先生で一人います。
その先生と関わった期間は3年ほどしかありませんが、私は一生その先生の存在や言っていた印象深いことばは忘れることはないでしょう。
私はこのように人の心に残る人になりたいです。
もちろん、恩師なんてものでなくても、この人に助けられたなとか、あの人がいてよかったな、出会えてよかったなと思ってもらえれば十分です。
そのように思ってくれる人が私が死ぬまでに何人つくれるか。
私は生徒の皆さんのそのような存在になれていましたか?
そう思ってくれている人が一人でもいれば私はとても幸せです。
1年間ありがとうごいました。またいつかお会いしましょう。
2019年 5月 9日 目的を持つこと
こんにちは!こんばんは!
担任助手2年の今井香里です。
5月5日がラストの勤務で、そこからはや4日が経ちました。
今は学校と家の往復だけで、みんなに会いたいなぁと思ってしまっています。
さて、最後のブログということで、実はおとといくらいに全部一回書いたんですけど、なんかしっくりこなくてまた改めて書き直すことにします。
今回、私がみなさんに最後に伝えたいことは、
受験勉強を通して得られるものについてです。
みなさんは今志望校合格に向けて(決まっていない人もいると思うけど)勉強をしていると思います。決まっていない人にもぜひ読んで欲しいのですが・・・
みんな、人によって勉強する科目は違うと思うけど、勉強をしていますよね。
そこで私が大切にして欲しいことがあります。
それは、「自分で考えて、決定する力」です。
この力は受験勉強にも大いなる威力を発揮する上に、その後の人生においても大きな効力を発揮します。
この力の重要性に、私は受験が終わって1年間で、強く感じました。(遅いです。笑)
人は何かをやろうとするときに、自分にとってそれが最善または、何かと比較してより良いことだと思うからそれを選択します。今も、これから先も、小さな選択から大きな選択まで、たくさんの選択がみなさんを待っています。
その時に重要になってくるのが、「自分はどうしたいのか」「それをすることで自分はどうなるのか」ということを考えることです。
人に何か言われて、それに反発したくなるとき、わたしもあったように、きっとみんなも今までにあったと思います。それはその人の考えよりも、自分の考えの方が自分はいい、と思ったからですよね。
受験勉強は自分の能力をあげる戦いです。塾に友達がいるから頑張れることは絶対にあると思うし、それはもちろん大切にして欲しいけど、それよりも、自分で考えて主体的に行動して欲しいのです。自分で選択するという力を身につけるためには、そういう決して楽しいだけではないものに対して、自分がどう向き合うかが必要だと思います。
受験勉強をして行く上で、みなさんは自分のテスト(模試や、実際の入試)で点を取るための能力をあげる必要があります。その点だけ見たら、受験勉強はテストで点を取るためだけの作業になってしまいます。
しかし、大事なのは、そこでその目標を達成するために、何をすることが必要なのか自分で考えることです。そして、そこで考えた力こそが、今後生きていく上で重要になってきます。
なんの教材を使って勉強するにしても、それをやる目的、狙いだったり、それをすることで得られる成果を自分で把握しないと、やった結果を見たとき、何が正解だったのか、自分でもわからなくなってしまいます。
「やってはみたけど、よくわからないまま終わってしまった」これが一番危険なことです。これは、受験が終わったその先にも言えていて、大学以降は今よりも自由になって、自分の時間が増えます(何もしなければ)。そこで、自分は何をするのかを自分で決めていかなければなりません。
せっかく受験勉強を頑張ったのに、大学生になったら、なんとなく、目の前のことをこなして、それに満足してしまうような大学生になって欲しくないと私は思います。
なので、自分のやっている受験勉強、自分の勉強のやり方を見直して、「なんとなく、とりあえず勉強してる、やっている」という勿体無いことをして欲しくないです。
自分なりに、自分のやり方や、やっているものに目的をもって、「自分がこうしたい、こうなるために、こういう勉強の仕方をしている」と胸を張って言えるような主体的な受験勉強をして欲しいです。
自分の行動に目的を持つことによって、自分でこの先の選択をしっかり決めきれるようになると私は信じているし、実際そうだなぁとこの一年感じてきました。
東進で受験勉強をすることを通して、自分の勉強に目的とそれに基づいたやり方を見出し、晴れて大学生になったときに、今培った力がそれが生きるような力になっていて欲しいと思います。
今一度、自分の勉強のやり方を振り返って見て欲しいです。そして、何か気づけるきっかけになれていれば幸いです。
最後になりましたが、1年間担任助手として過ごさせてもらってありがとうございました!
一人一人のみんなとの出会いが、私の中の何かを変えてくれたと思います。本当に大好きな環境でした。
なので、私も次のステージで自分の行動選択にしっかり目的を持って、進んでいきたいと思います!
一緒にこれからも、頑張りましょう!
担任助手2年 今井 香里
2019年 5月 7日 飯島からの最後のコトバ
こんにちは!吉祥寺校担任の飯島です!
突然ですが、5月をもってこの吉祥寺校を卒業させていただくことになりました。今まで本当にお世話になりました。
生徒として3年間、スタッフとして4年間、合わせて7年間この校舎にいました。
小学校よりも長い!僕自身、こんなに長くこの校舎にいることになるとは思っていませんでした。
ということで、これで最後のブログになるわけですが、せっかくの機会なので、僕が受験において最も大切だと思うことをお話しします。年長担任助手からの最後の言葉だと思って、読んでいただけると幸いです。
みなさんにとって、「大学受験」とは何でしょうか。東進に通っていると、よく「夢に向けての通過点」「第一志望合格は目的ではなく目標」といった話をされると思います。
実際、僕自身もその通りだと思うわけですが、「受験において何が一番大切か」と考えると、その答えはこれらの考え方から簡単に導けるようなものでもないでしょう。
受験を終えた受験生に残されるものは、いったい何でしょうか。すぐに思いつくのは「結果」です。それはいわゆる合否です。合否が受験の総括を大きく左右することは言うまでもありません。
しかし、受験を通して得られるものは、大学の合格や不合格、あるいは(センターなどの)試験の点数といったものだけではありません。ここではまず、受験勉強から得られる「頭の力」について話します。
数学を通して論理的に考えることを学んだり、国語を通して他者の考えや文字で書かれた世界観の解釈の仕方を学んだり、受験勉強で得られるものは単純な知識だけではなく、こういった「思考力」のような部分も大きいのです。
自分は特に受験の物理と現代文を通して、こういった頭の力を得ることができたと思っています。また、東進のスタッフは皆大学受験を通ってきているわけですが、バックグラウンド、ここでは受験の時に選択した教科(場合によっては科目)が違うと、持っている知識だけではなく物事を考える上での基盤となる「考え方」や「整理の仕方」が違うように感じることが多いです。
受験を通して得られるものはまだ他にもあります。それは大学受験という非常に大きな山を越えるために、様々な試練に立ち向かったという「経験」です。僕はこれが一番大切だと思っています。
たとえば、勉強が嫌いな人であれば、受験を通して「嫌いなものに立ち向かった」という経験が得られます。そして、そのうえで受験勉強をやり切れれば、それは「嫌いなものと向き合い、それに打ち勝った」という経験になります。もし仮に受験結果が振るわずとも、自分の中で「やりきった!」という感覚があれば、それは他の誰が何と言おうとも貴重な経験であり、なによりも自信を持ち、誇りに思うべきことです。
勉強が好きな人でも、長期的な計画を持ってやるのが苦手だったり、飽きっぽくて長続きしなかったりという人もいますし、メンタルがあまり強くないという人などは自分の弱さと向き合い、そこに打ち勝つきっかけとなるでしょう。
受験を経て、得られるこういった経験は、何物にも代えがたいものです。もっと言ってしまえば、受験結果よりも大切なものだと僕は思っています。
僕は受験を通して、「やれば自分でもできる」という自信を得たり、「やりきれないとこんなに悔しい思いをするのか」といった今までにない経験をしたりしました。皆さんは、受験を通して何を得たいですか。大学受験は、自分の力だけで結果を残せる最後のチャンスです。
受験の見た目上の結果、いわゆる合否は周りとの闘いで決まりますが、受験の中身、過程、総括といったようなものは己との闘いで決まります。どんな受験生活になるかは、皆さん自身次第です。
自分の弱さと本気で向き合い、大いに成長してください。皆さんの健闘を心から祈っています。
吉祥寺校 担任 飯島裕貴
2019年 5月 4日 今までありがとうございました!
こんにちは、担任助手の宮下です(*^^*)
GWも残すところ2日となりましたね…
時間が経つのが早いですね…
私は大学の課題や資格の勉強をしたり友人と遊んだりして毎日過ごしています♪
さて突然ではありますが、
私は今日でこの吉祥寺校を卒業することになりました。
この2年間、たくさんの生徒の皆さんと関わり貴重な経験をさせていただきました。
受験勉強のことだけでなく、学校生活での悩み事や部活での嬉しかった出来事など…何気なくいろいろなお話を聞いたり相談に乗ることができて、とても楽しかったし、嬉しかったです。
本当に本当に、ありがとうございました!!
最後に何か、皆さんにお伝えできることはないかな?と私なりに考えてみました。私自身が受験を経験して学んだことや、この2年間の受験指導の中で感じたことを振り返りました。
そこで私から2つお伝えしたいことがあります。
これから皆さんが大学受験に向けて勉強をしていく中で、挫折を経験するかもしれません。
模試や過去問で思うような点数が取れなかったりと
自分の努力が結果としてあらわれなかった時は本当に辛くて苦しいですよね。
そんな時、皆さんならどうしますか?
私は受験生の頃その辛さに耐えられず、自分の現状から目を背けてしまいました。
もっと努力しなければならないことをわかっていたにも関わらず、
どこか自分に自信がなく全力で勉強をやりきることができませんでした。
その結果第一志望校には合格できず、受験時代の自分の行動ををとても後悔しています。
この経験から、私は大学受験とは自分自身との闘いだと考えています。
もちろん周りにいるたくさんのライバルとの闘いでもありますが、
志望校合格のために勉強をするのは、自分です。自分自身の行動で全てが決まります。
自分のミスは自分で反省し、二度と同じことを繰り返さないためにも
現実をしっかり受け止めミスを次へ繋げることが大切だと思います。
途中で逃げずに、最後まできちんと闘うこと!
「辛い時こそ自分が一番成長できるチャンス」という言葉を信じて、前向きな気持ちで努力し続けましょう。
そうすればきっと素晴らしい結果が待っているはずです!
またその一方で
努力し続ける皆さんの周りには、家族、友達、学校の先生や東進のスタッフなど皆さんを支えてくれている人がたくさんいるということです。
高校や東進に通えたり、受験勉強に専念できる環境を与えてもらえているのも
すべて皆さんを応援してくれている人たちの存在があってこそのことです。
また受験は自分との闘いですが、不安や緊張でくじけそうになる時もたくさんあると思います。
そんな時は周りの人を頼ってみてください。絶対に皆さんの力になってくれると思います。
支えてくれている人たちへの感謝の気持ちをつねに忘れずに、自分がやるべき目の前のことに全力で取り組んでいってください。
自分自身のためにも、応援してくれた人たちのためにも
無事第一志望校に合格できるよう頑張ってください。
皆さんの努力が受験本番で最大限に発揮できるよう、心から応援しています。
長くなりましたが読んでくださり、ありがとうございました!
2019年 5月 3日 受験勉強を通して
こんにちは.担任助手の渡辺です.
ゴールデンウイークの勉強は進んでいますでしょうか.
これまで20回くらいブログを書いてきましたが,今回が最後のブログとなります.
今回は,私が受験を通じて得たことを書こうと思います.
受験を通じて得たことは,本当にたくさんあるので,その中でも二つ話そうと思います.
一つ目は,ある物事に対して,計画し,実行できるようになることです.
言い換えるなら,目標から逆算して日々を過ごせる人間になるのかどうかということです
例えば,ある問題集を,一週間で20ページ解かなければならないとしましょう.
1日に2ページ解いて満足しているAさんと,
1日に3ページ解いて何とかノルマを達成できたと思っているBさんとでは,
目標を達成する力に歴然とした差があります.
漠然と日々の勉強をこなしているだけでは,この能力はつきません
この能力は,受験においてはある程度の差は生みますが,
より大きな差を生むのは大学以降だと思います.
4年間をかけて,どう自分が変われるか,どんな能力がついたか,
いくつのことが出来るようになったか.
受験以外でも育むことのできる能力ですが,
その能力がないのであれば,受験を通じて育む必要があると思います.
二つ目は,何かを習得する能力がつくことです.
多くの受験生が,三科目以上の勉強をするはずです.
その三科目に対して共通することと,共通しないことがあるはずです
各科目に対して,どう勉強していくのが最も効率がいいか,
どうすれば試験で高得点が取れるのか
ある科目で通用した勉強法が,他の科目に通用するか否か
考えて,実行するのは非常にいい機会となるはずです.
特に,「考えるべきこと」と
「考えずに人に聞いたり,本を読んで理解すべきこと」の
区別が出来るようになるのは,非常に大事です.
これから生きていく中で,数多の本を読むことでしょう.
その中で,その筆者の主張と,客観的なデータの違いが判らなかったらどうなるでしょう??
論文の画期的なアイデアの部分と,過去の文献からの引用の部分を,
判断できなかったとしたらどうなるでしょう??
受験勉強は通過儀礼的に,何も考えずに終わらせることもできますし,
現実問題として,受験生の段階で人生をしっかり考えている人は少ないです.
ただ,大学に行くということは,これからも勉強が続くということです.
4年間もやりたくない勉強をするのは,時間の無駄であり,苦痛な時間を過ごすはずです.
進路について何も考えていない人こそ,来る4年間の大学生活を想像して,
進路を決定して,楽しんで受験生活を過ごしてみてください