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2022年 3月 16日 餞別
こんにちは、吉祥寺校の飯島です。4月から社会人ということで、これが正真正銘最後のブログになります。(以前一旦校舎を卒業した時に書いたやつもあるので置いておきます)。
吉祥寺で担任助手として約7年働きました。何世代も受験生を見てきて感じたのは、「ちゃんと努力した生徒はみんな一定以上の結果を残しているなぁ」ということです。当たり前に感じますか?
世の中、努力したからといって結果が必ず出るというものではありません。努力の仕方はもちろん、個人の力量という問題もあるのが現実。しかし、大学受験に限っていえば、個人の力量(いわゆる頭の良さでしょうか)がそこまでなくとも、「ちゃんと」勉強すれば、合格は勝ち取れます。
じゃあ「ちゃんと」勉強するってどういうことかというと、「正しいツール」を使って「正しい手順」で勉強するということです。「ツール」というのはいわゆる問題集や参考書、塾のテキストなどですね。「手順」というのは各「ツール」の使い方や使う順番、組み合わせ方、使う時期などですね。もちろん、量が必要なのは言うまでもないので割愛します。
少し抽象的すぎるので、もうちょっとイメージしやすくしてみましょう。少し前にTwitterで見かけた画像に、「マイナスの丸ネジをスパナで回そうとしている」画像がありました。要は回るわけないんですが、マイナスの丸ネジを回すために適切な「ツール」ってなんでしょう?そう、マイナスドライバー。ならとにかくマイナスドライバーならなんでも良いのか、というとそうでもありません。マイナスドライバーにも種類があり、軸が太いもの、細いもの、取っ手が大きいもの、小さいもの。ネジの大きさに合わせて軸の太さを選び、自分の手の大きさに応じて取っ手の大きさを選ぶ。例えば、軸の細いドライバーでも大きいネジを回せるでしょうが、より強い力が必要でしょう。大きいネジを回すなら軸の太いドライバーの方が使いやすいです。これが「正しいツール」の選び方。マイナスネジを締めたいとき、回す方向を間違えたら逆に緩んでしまいますし、ドライバーの位置どりを間違えると回しづらいです。正しい方向に正しいポジショニングでドライバーを回す必要があります。これがドライバーを使う「正しい手順」です。これと同じようなことが受験勉強にも言えると思います。
英語の勉強をしようと思って数学の参考書を買う人はまあいないでしょう。丸ネジを回すのにトンカチを買ってくるようなものです。でも、そもそも英文法を知らなすぎるのにとにかく文章を読もうとする人はいるかもしれません。回したいのはマイナスのネジなのにプラスのネジだと思い込んでプラスドライバーでネジを回そうとしているようなものです。あんま回んないです。自分が回そうとしているネジがマイナスなのかプラスなのか、ちゃんと見る必要があります。もっというと、ネジだと思っているそれが本当にネジなのかちゃんと見極める必要があります。もしかしたらそいつ、釘かもしれません。見極めは慎重に、石橋は叩いてから渡るくらいでちょうど良いでしょう。
がむしゃらに努力すれば合格できるほど、甘くない大学も多いです。しかし、今までに言ってきたような「正しさ」の下にハンパない努力量をかけ合わせたら、大抵の大学には合格できるはずです。少なくとも7年間見てきた限りではそうです。東進のスタッフなので東進の株を上げておくと、東進には「正しいツール」も「正しい手順」も揃っています。人によってどれが一番合うかはそれぞれでしょうが、数多の人々に合うツールが用意されています。予備校の持っているコンテンツが一般的な参考書等と違うのは「効果がデータ・実績に裏付けされている」ということです。「この講座をこれくらいの時期に受けた人はこれくらい点数が伸びて、これくらいの大学に受かっている」というデータが存在し、より良い講座が生き残っています。不特定多数の人が購入する参考書でこのようなデータを出すのはまず不可能でしょう。東進に通っている人ならこれを使わない手はないですし、通っていない人はぜひ使ってほしいと思います。ただし、基本的に予備校に通う等のためのお金は保護者の方が出してくださるものと思いますので、そういった援助への感謝を忘れないようにしてください。
ぐだぐだ書きましたが、大学受験は「正しく」「たくさん」勉強すれば、間違いなく一定以上の成果が出ます。また、受験勉強における「正しさ」は勉強の量をやる中で見出されるものです。つべこべ言わず、まずはたくさん勉強してください。ただ、それだけで十分なのではなく、量をやる中であなたの中での「正しさ」を最大限追求してください。
大学受験(の試験自体)は、自分の力だけで乗り越えられる最後の試練だと言っても過言ではありません。例えばその先に待っている就活では人事との相性というのがあったりします。また、大学受験とその結果は様々な意味で自分の人生を大きく左右します。学ぶ内容、環境、出会う人……。人生を大きく左右する大学受験、それに対する姿勢は、自分自身の人生に対する姿勢に等しいと思います。一度きりの人生、自分自身に本気で向き合ってください。
みなさんの健闘を心から祈っています。
吉祥寺校 飯島裕貴
2022年 3月 11日 春休みの使い方
こんにちは!担任助手2年の岩里です。
春休みが近づいてきました。学年末試験が終わり、試験休みに突入している人もちらほら出てきた頃でしょうか。
試験が終わっているみなさん、受講やマスター、もう再開できていますか?!
春休みが近づいてきたので、春休みの時間の使い方について話したいと思います。特に新高校3年生に読んでもらいたい内容です。
少し先の話ですが、夏休みになると「1日15時間は勉強しましょう!!」と言われます。
お風呂やご飯、睡眠にあてる時間をまず計算し、残りは全て勉強時間、という感じですね。
でもこれ、夏休みにスタートする意味あると思いますか??
要するに、1日15時間勉強する生活をこの春休みに始めても良いのでは??ということです。
特に新高校3年生は部活がない日、学校がない日は丸1日勉強にあてる、くらいしても良いと思います。
とは言えいきなりそんなこと言われても…と思う人もいると思います。
そこで、まず開館している間は特に予定がないのであれば、開館から閉館まで校舎で勉強しましょう。因みに東進の春休み時間割は3/19から始まります。開館時間は
平日土曜:8:30〜21:45
日曜祝日:8:30〜19:00
です。
平日に合わせて話を進めると、なんと丸一日校舎にいるだけで13時間は勉強時間を確保できることになります。13時間勉強できれば予習復習が必要な受講も5コマほどは終わらせられるのではないでしょうか。
そう考えるとまず時間を確保することの重要性が見えてきますね!
そして残りの2時間は(例ですが)東進の行き帰り、朝起きて30分、夜寝る前に30分…と補っていくと良いと思います。
この時間の使い方が身につくと、夏休みの15時間勉強がそこまで苦でなくなると思います。
自分にはハードル高すぎる…なんて思わず、まずは開館と同時に東進に来て、閉館ギリギリまで勉強してみましょう!そこで生じた問題は担任助手に相談してくれれば解決策を一緒に考えます。
春休み、一緒に頑張っていきましょう!
2022年 3月 10日 2022年東進ハイスクール合格速報3月10日
2022年 3月 9日 2022年東進ハイスクール吉祥寺校合格速報3月9日版
2022年 3月 8日 2022年東進ハイスクール吉祥寺校合格速報3月8日